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2015年06月25日18:59

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「ザ・ピーナッツ〜恋のバカンス」届く

 キープ株式会社のCDは有名なレーベルのレコード会社のCDより、全然音がいいという不思議なCDであります。

 キングレコードが版権を持っている方のベスト盤も届きました。

 レコードを聴いている感覚がします。

 私はレコードを長く聴いていましたので、同じ音源のレコードとCDの両方を持っていて、愚かなことにCDを残して、レコードを売った時期がありました。

 そのうちに、どうもCDだとレコードの感動が感じられないので、レコードを買いなおした始末です。

 CDは、特に初期のCDは微小信号のニュアンスが欠落してしまいます。

 例えば、指揮者のクラウディオ・アバドさんなどは、ピアニッシモのニュアンスで勝負するのです。

 壮大なクライマックスも素晴らしいですが、アバドさんの最大の魅力はピアニッシモです。

 でも、CDだと、そのピアニッシモがのっぺらぼーになってしまうのです。

 それはエラー補正が働くのです。

 いくつものデジタル機器を繋ぐと、ノイズがのったりします。

 そのノイズと微小信号はほとんど区別がつかないようで、ノイズも無くなる代わりに、微小信号も無くなるようなのです。

 大レーベルがリマスタリングすると、いくつものデジタル機器を繋いでいくので、音の鮮度が悪くなるのです。

 このキープ株式会社のCDはダイレクトにデジタル変換したら、そのままCDにしてしまうようです。

 「ザ・ピーナッツ」さんの歌は、今の私にとって必要なものは何かを教えてくれます。

 明日を信じることということでしょうか。

 とても、いいですよ。

 
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