キープ株式会社のCDは有名なレーベルのレコード会社のCDより、全然音がいいという不思議なCDであります。
キングレコードが版権を持っている方のベスト盤も届きました。
レコードを聴いている感覚がします。
私はレコードを長く聴いていましたので、同じ音源のレコードとCDの両方を持っていて、愚かなことにCDを残して、レコードを売った時期がありました。
そのうちに、どうもCDだとレコードの感動が感じられないので、レコードを買いなおした始末です。
CDは、特に初期のCDは微小信号のニュアンスが欠落してしまいます。
例えば、指揮者のクラウディオ・アバドさんなどは、ピアニッシモのニュアンスで勝負するのです。
壮大なクライマックスも素晴らしいですが、アバドさんの最大の魅力はピアニッシモです。
でも、CDだと、そのピアニッシモがのっぺらぼーになってしまうのです。
それはエラー補正が働くのです。
いくつものデジタル機器を繋ぐと、ノイズがのったりします。
そのノイズと微小信号はほとんど区別がつかないようで、ノイズも無くなる代わりに、微小信号も無くなるようなのです。
大レーベルがリマスタリングすると、いくつものデジタル機器を繋いでいくので、音の鮮度が悪くなるのです。
このキープ株式会社のCDはダイレクトにデジタル変換したら、そのままCDにしてしまうようです。
「ザ・ピーナッツ」さんの歌は、今の私にとって必要なものは何かを教えてくれます。
明日を信じることということでしょうか。
とても、いいですよ。
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