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2015年06月25日00:13

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たま駅長、逝く

和歌山県紀の川市の和歌山電鐵貴志川線貴志駅において駅長を務めた、たま駅長が亡くなったという。
享年16歳。
人間の年齢に換算すると、80歳くらいに相当するそうだから、大往生といったところか。
猫の寿命は十年で、そこから一年生きるごとに尻尾が一本増えるというけれど。
今の猫の平均寿命は15歳だそうだから、いつの間にか随分と伸びていたんだな。
貴志川線は2004年、南海電鉄が赤字などを理由に廃線を発表。
住民団体が存続運動などを展開し、2006年に両備グループ岡山電気軌道が運行を引き継いだ。
2007年1月、小嶋社長が駅近くの飼い猫で、駅のアイドル猫だった「たま」を民営鉄道で初めて正式に駅長に任命した。
人懐っこく堂々とした姿がメディアで取り上げられると、国内外で大人気に。
動物駅長ブームの先駆けとなり、たまは社長代理、特設の「ウルトラ駅長」と昇進を続けた。
たま駅長目当ての観光客が訪れたことで、毎年約5%ずつ減っていた利用者は、運行を引き継いでから8年後には約17%増となった。
ローカル線と地域の活性化に大きく貢献した、まさに英雄猫というわけだ。
そして、英雄は英霊となる。

「和歌山電鉄は社葬を営むと発表」

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