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2015年06月22日23:31

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青空

こどものころ引越しが多く、親戚も少なかったやまねこは、
「故郷」というものを意識したことがありません。

やまねこ地方出身者ではありますが、
そこへ行けば懐かしいひとたちがいて迎えてくれる、というような場所を持ったことがないのです。
それでも、誰にでも必ずあるように、生まれた場所はちゃんとあります。

四方を山に囲まれた、松本と言う町です。
やまねこはここで、3歳まで過ごしました。
県内の諏訪市に引っ越してからも、
祖父と祖母が亡くなるまで住んでいた関係で、何度か訪れてはいましたし、
祖父母が亡くなってからも、旅行で何回か来たことがあります。

もっとも、その間隔はだんだん長くなって、
3年前のツアーで、町はずれを横切ってはいるのですが、
きちんと訪れるのは、ずいぶん久しぶりのことになりました。

もちろん今回は、景色を眺めたり、楽しんだりするために訪れたのではないのですが、
目も耳もしっかり動きますし、見えるもの聴こえるものを受け取ります。
ひとりでゆっくり歩いてみたくもあったのです。

久しぶりに訪れた松本は、水の町でした。
見慣れた景色ではあるのですが、そういう印象を強く持ったのは初めてのことです。
梅雨の晴れ間、いちめんの青空が広がっていました。

中心街を流れる、女鳥羽川。
町の中でも、たくさんの川が注ぎこみます。

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そして女鳥羽川は田川へ。

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田川は奈良井川へと合流します。

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雪をいただく山々。 
こんな山々を見て、やまねこは育ちました。
この山々があってこそ、6月になってもこんな豊かな水があふれているんですね。

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奈良井川は、この少し下流で梓川と合わさって犀川と名前が変わり、
さらにずっと下流で千曲川と合流して、大河信濃川になり、日本海に注ぎます。
子供のころ、信濃川も日本海も、とてつもなく遠い遠いものに思えたものでした。

どうして、流れる水に魅かれてしまうのだろう。
それはいまだに疑問のままなのですが、
川をながめていると、いつまでも飽きることがありません。

生まれた町は、おだやかな青空の下で、
しっかりとやまねこを迎えてくれました。


やまねこは歌をうたいます。

ずいぶんと久しぶりになってしまいましたが、

6/28(Sun.)
at日吉 Nap → http://www.hiyoshinap.com/
17:30open/18:00start \1,500+1drink

☆やまねこの出演は7組中3番め、19:10くらいからの予定です。

今年はLIVEの本数が少ないので、
歌いたくて歌えない歌がたくさんあるのですが、
そんな中から選んで選んで、お送りします。
お会いできるとうれしいです。お待ちしてますね。
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