「響け！ユーフォニアム」第１話先行上映会

３月２８日（土）、ＭＯＶＩＸ京都で開催された
「響け！ユーフォニアム」第１話先行上映会に参加させていただきました。




「中二病」「たまこ」「中二病戀」に続いて、
京都アニメーション作品の先行上映会が京都で開催されたのはやっぱり嬉しい。

ていうか、本来は「当然」だと思うんですけどね、、、。





イベント開始時間になり、
ゲストの黄前久美子役・黒沢ともよさん、高坂麗奈役・安済知佳さん、
加藤葉月役・朝井彩加さんが登壇。

残念ながら、川島緑輝役の豊田萌絵さんは、
ＳｔｙｌｉｐＳライブツアーの大阪公演と被っていたため、欠席でした。






黒沢ともよさん（以下・黒）
　「はい、皆さん、こんにちは。
『響け！ユーフォニアム』で黄前久美子の声を担当させていただいております
黒沢ともよです。
今日はよろしくお願いします。」



キャスト４人は、演じるキャラクターの担当楽器にちなんで愛称をつけられたとの事。


ともニアム
黒沢ともよさん→ともニアム
朝井彩加さん→ あやチュー
豊田萌絵さん→もえバス
安済知佳さん→ちかペット





黒「これ、私のいないところで決められてたんですよ。
打ち入りというのがあったんですよ。
私、未成年なので、早く出ないといけなくて、
その後に決まったみたいで、次に会った時に当たり前のように言われて。（笑）

私、最初は反対してたんですけど、知佳ちゃんの事は『ちかペット』と呼んでて、
反対なの？　賛成なの？って。

『ともニアム』は長いので、『ともにゃ』に落ち着きました。」







黒「１話、これから観ていただくんですけど、麗奈はまだ雰囲気が違っている感じなんです。」


安済知佳さん（以下・安）
「私が一番緊張したのは冒頭のシーンです。


朝井彩加さん（以下・朝）
「葉月が台風みたいなキャラクターなんで。」


黒「久美子というか、私的にドキドキしたのは、
桜の描写が凄い綺麗なんです。
今日、すごい晴れていたので、外の空気を感じていたと思うんです。
その雰囲気を満喫してください。」







そして、いよいよ第１話の先行上映。






（第１話、上映）






３人「いやー、ありがとうございましたー！！」


キャストの３人もＯＰ・ＥＤを観るのははじめてだったそうで、
すごく細かいところまでチェックされて興奮されていました。




そして、ここで石原立也監督の登場。




石原立也監督（以下・石）
「冒頭、久美子と麗奈の絡みから始まって、
久美子は麗奈の熱さにひいてますね。

久美子って、冷めてると言うと大げさですけど、
ぼやっと生きてるっていうか、
原作を読んでて、僕も高校時代を思い出しました。
でも、高校の時は、もうアニメやりたかったかな。（笑）
でも、目標とか、やりたい事がはっきりしている人が少ないじゃないですか。

久美子は平穏無事に生きている高校生の典型みたいな感じです。
でも、吹奏楽に思い入れがないわけでもない。」



黒「私自身、久美子と触れ合うようになってから、１か月ちょっとなんですけど、
久美子の考えをくみ取って生きているうちに、久美子思考が分かってきて。」


朝「そうだよね、もっとキャピキャピしてたもんね。（笑）
現実的になってきた。」


石「久美子自身もこれから変わっていくので。」


黒「これまで、どう生きてきて、今どういう人間なのかを明示した感じがありますね、１話は。」


石「物語冒頭のコンサート会場は、原作者の方が書かれた時は、別の会場だったんです。
でも、僕らが取材しようと思った時は改装中で、コンサート会場が変わったんです。
だから、原作と変わったりするところがあるんです。
そこらへんが裏話。」


黒「久美子のお姉ちゃんは、回想シーンとは全然違う感じで化粧が濃いですが、
今はどんな方なんですか？」


石「大学でリア充してるんじゃないですか？（笑）

お姉ちゃんは受験のために吹奏楽をやめないといけなかったんです。
だから久美子とはちょっと確執があったでしょ。
でも、ここで喋るという事は、お姉ちゃんの事はそんなに描かれない。（笑）
でも、そういう裏事情を知ってたら、見え方が変わると思います。


ＯＰで、本当は部員全員描きたかったけど、どうしても入らなくて、
メインのキャラを紹介するのが精一杯で。
だから、最後にシルエットで全員出しました。




第１話はキャラクターの紹介をしないといけないんですけど、
久美子というキャラクターは微妙な子で、ふわふわしていて、
でも、僕も覚えがあるんですよ。
中学から高校に入って、これからどうなっちゃうんだろうという、
希望だけじゃない、でも、不安とも違う、
その子供でも大人でもないという、その微妙なとこが描ければいいかな、と思います。」


黒「久美子のふわっとした感じが凄い出ていました。
人と人の距離感を凄く大切に演じさせていただいた回だったなと思っています。
学校と家の久美子の違い、秀一への声のかけ方とか、
意識したのはそのへんです。」



朝「葉月は斬り込み隊長みたいな距離のつめ方をするんですけど、
やわらかく、包み込むように、癒されるように、と思って演じました。

１話の最後を観た時に、高校の友達にすごく会いたくなりました。」



安「麗奈は、たぶん１話だと何も分からないと思うんです。
みんなと距離感が全然違うので、そこを感じていただきたいと思います。」












ゲームコーナー『当てろ！ユーフォニアム』


吹奏楽経験者から映像でクイズが出題され、一番正解数が多かった人には賞品が。




スクリーンに、吹奏楽経験者の豊田萌絵さんが登場。（笑）


露骨にわざとらしい京都っぽい部屋から「生中継」との事。


いや、あなたは今、京都で生中継してたらダメでしょｗｗｗ




もえしさん、一生懸命、自分が演じる緑輝について説明していましたが、
３人は、「話が長いなー。」「分かった。」「よしよし。」と言いたい放題ｗｗｗ







第１問
『吹奏楽の歴史は古代エジプトまで遡るそうです。
では、私、豊田萌絵がエジプトと言われて思い浮かべたものは？』


朝「砂。」

正解



黒「もえバスの中でのエジプトのアイデンティティって何だろうね。」（笑）








第２問
『オーケストラのチューニングは、オーボエから音を出し、次に管楽器を合わせます。
では、私、豊田萌絵がオーゴエで叫ぼうとしている事は何でしょう。』



安「ラ。」←正解








第３問
『ちかペットが演奏するトランペットは金管楽器で、主旋律を担当する事が多いです。
では、私、豊田萌絵が、今、飼いたいと思っているペットは何でしょう。』


安「ペット飼える気がしない。」（笑）




正解者なし

正解はカピパラ。









第４問
『私が演じる川島緑輝が演奏するコントラバスは吹奏楽の楽器の中で最大の弦楽器です。
では、私、豊田萌絵が交通手段であるバスを待っている間に考えている事がなんでしょう。』


安「運転手さんの運転が上手いといいなー。」←正解








第５問
『ともニアムが演奏するユーフォニアムは説明する時、小さなチューバという説明することがあるますが、
では、今から私、豊田萌絵がモノマネする「小さな○○」はいったい何でしょう。』


安「アフレコ中の黒沢ともよ。」←正解




黒「小さいとか言うなよ！！（笑）
なんだよもえし、私の事好きなんだねー。」



結果

安済さん　５ポイント
朝井さん　１ポイント
黒沢さん　０ポイント




優勝者の安済さんに贈られた賞品は、『当てろ！ユーフォニアム　優勝おめでとう』と書かれた
豊田萌絵さんのサイン色紙でしたｗｗ













ゲームコーナーその２　『３人でトゥッティ！』


「トゥッティ」とは「合奏」という意味で、
３人で与えられたお題に対して息を揃えていく企画。





お題　○○のポーズと言えば？


『「響け！」というポーズ』


『京都っぽいポーズ』


『チューバ君のポーズ』



見事に全員バラバラで、トゥッティならず、、、。



かろうじて、最後の

『ここにはいない豊田萌絵っぽいポーズ』

で、微妙にトゥッティ達成となりました。（笑）










こうして、約１時間半のイベントは終了。



黒「せっかく、皆さんと京都で観させていただいたので、
帰りに京都の空気を吸って、
３か月間、それを小出しにして観ていただければと思います。
第１話を皆さんと共有できた事を幸せに思います。」