橋下クン、竜頭蛇尾に終わる

　橋下クンも、勝負勘がなさすぎますね。

　あれだけ、国会議員案をこき下ろしていながら、それを提出を認めたようです。

　これで、与党案が実際に使用に耐えない欠陥案のまま、審議されることになります。

　私のいう、戦場に行くのに、戦闘行為を禁じられたらどうなるのというのは、実は当然、起案者には分かっていて、第2弾の法案が用意されているのでしょう。

　今度は本格的な戦闘を可能にするもので、自衛隊が1部隊くらい全滅した後に、緊急で法案を通したろうと画策しているのかもしれません。

　当然、これは自衛隊の枠を超えるもので、自衛隊員はみんな自衛隊を辞めてしまうでしょう。

　そうなれば、戦場で戦闘行為をするためには徴兵制が必要です。

　この辺りまで、論議するとさすがに、自分の子供がある日突然、徴兵されるのを感じた女性の怒りが爆発しております。

　内閣法制局長官が「毒キノコ」や「フグ」で説明しております。

　もう、ここらあたりで、内閣法制局の劣化は目を覆うような惨状であり、内閣法制局が「安保法制」は合憲と主張しても説得力はゼロであります。

　ただ、ここらで、徴兵制の論議が出てきたあたりで、やはりハードルは高くとも、憲法改正は憲法改正の手続きに則ってやらないとだめで、なし崩しに徴兵制にまでもって行きたいという野望はふざけすぎています。

　ただ、私は、海外に出兵するなら徴兵制はセットで論議しないと片手落ちだと思います。

　もちろん、そんな馬鹿な論議は、間違いなく解釈改憲の範囲を超えています。

　憲法改正の正規の手続きで論じるべきものです。