職場で「こいつ社会をナメてる!」と思った後輩の言動「飲み会中に彼氏と電話」「軽いノリで『わかりますぅ〜』」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=121&from=diary&id=3475417
近頃の若いもんはなっとらん!とお嘆きの諸兄諸姉!仰りたいことは確かにごもっとも。だけどね、貴方方も胸に手を当てかつてを思い出して御覧なさい?似たような経験してるでしょ?
かのエジプトのピラミッドにも隅っこに落書きが見つかったそうな。建設当時のものがね。そこにはなんと・・・
「今どきの若いもんはなっとらんじゃないか!目上の人間に対して敬意が足りない云々かんぬん…」
てな意味の文言があったそうな…
戦後ほどない頃に出版された源士鶏太の小説「天上大風」にも、主人公南雲龍太郎が
「今の若いもんがどういう風に考えているのかこの人には全く分かっていない」
と彼の友人の母親に対してつぶやくシーンがある。
前東京都知事石原慎太郎氏は都知事職にあるころ、
「今どきの若いもんはなっとらん!」
という趣旨の発言をしたがその時ほど
「アンタが言うな!」
と思ったことはなかったよ。
何故なら!かつてあれは昭和30年代だったか、「太陽族」なんて風俗が当時の若者に流行しそれまでの価値観をぶち壊したようなその風体や言動に当時の大人たちは思いっきり眉をひそめたものだったが、その「太陽族」の教祖みたいな存在がほかならぬ石原慎太郎氏であり実弟の石原裕次郎氏だったのだ(石原慎太郎氏の小説がきっかけ)。
昔「今どきの若いもんは…」と言われていた人間が後になって同じセリフを吐く…滑稽とは思わないかね?
「若いもん」の言動は確かに「大人」から見れば理解し難い時はある。然しではその大人達は最初から大人だったか?否である。みんな最初はオギャーと生まれ、周囲に育てられ大きくなっていったのだ。世間の荒波に揉まれ知恵を付けた大人と、それをまだ知らない子供が同じ土俵に立てば勝敗の結果は明白じゃないか。
所謂「今どきの若いもん」はついこの前までは子供だったんだ。世の中のことを、大人の社会の事をまだ何も知らない。今の大人達だって若い頃当時の大人達から色々教えられてきたんじゃないか。世間を知らない「若いもん」に一つ一つそのルールを教えてやるのが大人の務めだよ。
ただ、教え方には工夫が必要だ。かつての主流が今じゃ否定されていることも有り得る。そこは弁えないとね(^^;)
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