mixiユーザー(id:733908)

2015年06月18日17:14

175 view

【読書】 考えの整頓 佐藤雅彦

<blockquote>よく学生に、デザインとアートの違いを問われることが多いが、そんな時には、デザインとは「よりよく生きるための方法」であり、アートとは「なぜ生きるか」ということ自体から考えることである、と答えている。</blockquote>
佐藤雅彦さんの 「考えの整頓」 という本を読みました。
佐藤雅彦さんは、ピタゴラスイッチの企画をされている方です。

本はとても面白くて、示唆に富んでいましたが、はっとしたのはこちらの文章。


最近、ここ数年、よく読むようになったジャンルの本があリます。それがいわゆる自己啓発本。

「7つの習慣」 やら 松下幸之助やら、スタンフォードがどうしたとか、果ては億万長者になるためにはみたいな本まで。

ダイエット本と同じで、読むだけで痩せたような気になって、満足してしまうという、阿呆の典型のような読み方をしていました。まあ好きで読んでいるので別にいいんですが。


先日、「キャリアポルノは人生の無駄だ」 谷本真由美 っていう本を読んで、ほんとに無駄だなあと思ったのですが、時々読んじゃうんですよね。


で、冒頭の文ですが。

そういう自己啓発本って、よりよく生きるための方法、をまあ書いてあるわけですよね。作者の意図やら実効性は置いておいて。

でも、色々読んだけど、結局おおもとの、なぜ生きるのか、についてはあんまり書いていない。ほとんど書いていない。


でも僕が欲しいのはなぜ生きるのかについて書いてある本なのかなあ、と思った次第でした。

本を読んでそれを知れるとは思いませんが、一つの考え方として、他人が 「なぜ生きるのか」 っていうのは知りたいです。


そういうことを最近ちらっと考えていたので、冒頭の文にはっとしたのでした。


えーと、それだけ。
ほんと、日に日に阿呆になっていく実感があります。
アルジャーノンのチャーリーもびっくりです。


皆様お元気で暮らしていますか?
私は元気です。
3 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する