【我が国の存立を脅かし、国民の生命、自由および幸福追求の権利を
根底から覆す明白な危険→安倍自民党政権の存在】
とうとうこの領域までカウントダウンが始まったと言わざるを得ない。
この政権の問題点を大別、個々に具体的に指摘した秀逸な解説が、
戦史・紛争史研究家である山崎雅弘氏による神奈川新聞への寄稿。
ここに、この度の欠陥が集約されている。
「重なる戦争指導者の姿」
http://www.kanaloco.jp/article/102128/4/
その問題点を大別すると、
◯現実認識能力の欠如
◯対外交渉能力の欠如
◯人命軽視の思考
◯憲法と立憲主義への侮辱
直近では4番目の項目が何せ大きく目立って浮き彫りになっているからわかりやすいが、
それと同様に重要でありながら、殆ど目立って問題視されていないのが、2番目だ。
戦争は、いざ始める事自体は割と簡単だが、実質的な戦闘局面の場よりも、
鍵を握るのは政治的能力がどれだけあるか・・に殆どが掛かっている。
つまりは、政治的分析力と判断力、そしてそれを活かす対外交渉力だ。
その能力如何で、優秀な軍事力も兵力も機能しないばかりか、
逆に大きな仇にさえ容易に変質する。
局地的紛争〜本格戦争へとステップアップする性質がある中で、
如何にして危機の段階で回避するか、または最悪最小限の状態で停止、
その後の政治的処理能力も必須要項である。
最大の目標は、紛争危機の何段階か手前で収束させること。
要は、軍事的行動に出る前に、あるいは出さないような外交力こそが命運を分ける。
その類まれな、且つしたたかなネゴが、果たして安倍政権はもとより、
現状日本の国際政治力の中に如何ほどあり得るか!?
実質、対外的な大きな国際懸念上での二国間交渉であったり、
多国間交渉の場で暗躍出来るほどの素養があるか!?ということだ。
直近の安保情勢を眺めてみても、その殆どは実質米に丸投げ状態であり、
せいぜいが国際会議の場で通り一遍等の「懸念表明」を出す程度だ。
宗主国の顔色を毎度のごとく伺い、その政策毎に米との影響を勘案しなければ
独自外交すら打てない程度の国家が、ここまで極めて危険要素満載な
集団安保行動など、まるで赤子にクルマを運転させるようなものである。
幾ら道具やお仲間の装備が屈強でも、命運を左右するのはいつの時代も政治力なのである。
■首相、違憲指摘に党首討論で反論 集団的自衛権「正当」
(朝日新聞デジタル - 06月17日 23:33)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3472061
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