4-3-3で香川を使うという愚策のせい

格下に痛恨ドロー…ハリル「私のサッカー人生でこんな状況はない」
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まあ、ボール支配率70%で、コーナー数が14-0で、枠内シュートが18-1でスコアレスドローならシンガポールを褒めるのが一番であろうが、ハリル監督の愚策のせいでもある。
4-3-3で香川を中盤に使うのは愚策である。それでもシンガポール相手なら通用すると思ったのであろうが、そこまで甘くはなかったのだ。
香川がチームの歯車として機能するのは自由をあたえられたトップ下だけである。その意味で使いにくい選手である。2002年W杯でトルシエ監督が中村俊輔を最終的に外したのと同質の問題である。(トルシエは中村を外したことは間違いだったと認めているようだが)
4-3-3であるなら香川の場所はない。ハリルは特定の布陣に固執しない人のようであるから、今回の愚策は二度と使わないであろう。
4-4-1-1, 4-3-1-2, 3-4-1-2といった布陣であれば香川はトップ下で動けるはずだ。もっとも、本田のほうが上なので、本田の控えか、本田の運動量が落ちた場合の投入ということになるが。
3-4-1-2はなかなかいいかもしれない。SBを1列前にあげて攻撃参加をしやすくして、トップ下が自由に動き回る。