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2015年06月16日13:05

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「敵機来襲! 愛する者を守れ! 祖国を守れ! 何のための戦争だ? 理屈は後だ、ロックンロール! 


「永遠のO、ウィング・オブ・ゴッド」などで「戦争末期の切り取り」で、愛国精神を鼓舞して・されて「憲法改正・9条廃棄・軍備増強ー集団的自衛権ー安保体制強化」などと、この国の総理は国民を何処へ導こうと言うのか。

 祖国のために散華した「英霊たち」また「多大の戦争犠牲者たち」は、このことをどう見ているだろうか。

≪元ゼロ戦パイロット・原田要さん「戦争の罪悪で世界一、非人道的な人間に」≫

 彼の語るのは「戦争の狂気」に他ならず、武勇談の数々と記憶の整合性ではない。




 18世紀、産業革命の成功により欧米列強は世界各地に植民地を求めた。アジア・アラブ・アフリカ・中南米などは「近代兵器」戦法の前に為す術が無かった。

 西洋列強が中国・清に目の向く間、日本は「脱亜入欧」を目指し、明治維新・大日本帝国の成立の形を成した。

 そして「日清戦・日露戦・日韓併合・満州事変(大東亜共栄圏ー満州国)・2.26・日中戦争・ノモンハン(対ソ戦)・太平洋戦争」へと国民総動員しながら、「沖縄地上戦・大空襲・二発の原爆→敗戦」米国下占領統治を受けるに至った。

「神風特攻隊」などはその末期にあったのだが「ゼロ戦」は一式陸攻(中攻)と共に中国の重慶・南京爆撃に護衛機として参戦している。日本の「大空襲」以前に、中国の人々の頭の上に爆弾をばら撒いたのは日本軍だ。



 日本軍は欧米列強よりの「アジアの解放」を言いながら、したこと・やったことは遅れた「アジアの植民地化」でしかなかった。

 「風立ぬ」にしても「兵器としてのゼロ戦」の姿を「見ようとしない!」だからノミネートされても、受賞などする訳がない。戦争の真の姿に迫っていないからだ。ただ「飛行機野郎」へのレクイエムでしかなかった。

 マッカーサーノートによる「骨抜き骨子・条件」を換骨奪胎して、「平和国家建設の礎」として「日本国憲法」は、日本の法学者たちが獲得したものだ。

「神国日本・八紘一宇・大東亜共栄圏」の発想にあるのは帝国主義の理念であり、戦時スローガンとしては「ABCD包囲網 → 狭い日本にゃ住み飽きた・王道楽土 → 進め一億火の玉だ」そして 「万歳突撃→ 一億玉砕」へと向かっていった。 これが亡国の論理でなくて何だろうか。「ナチス・ファシストと手を組んだ」「アメリカ・ソビエトを敵にした」のが悪い・間違いとかじゃない。



「国民の生命と財産を守る」として進められる日米安保法制ー共同戦争準備法案。のみならず「マイナンバー・年金-高齢者搾り取り・教育制度改編」などなどと……。これでは孤立した老人の悲壮な反乱がおきるだろう。これでは貧困家庭の児童たちの穢れ無き反乱が沈潜するだろう。

 尚も大人たちの職制を利用したパワハラが「総理よりのモラルハザード」として発現されるだろう。それが様々な現場の「窓口業務」で暴発していることに気づけ。

「原爆・大空襲の悲劇」を利用する「戦旗モノTV番組・映画・アニメ」の愚かしさ。限られた文面さえ読めない教育の荒廃。せめて「発言の意」くらいは、読み取れ。

 私自身「ゼロ戦乗り」で台湾・高雄基地にいたという老人を知る。「眼でするモールス信号・手旗信号の動作」と笑顔を今も快く覚えている。



 しかし、ここで大事な事は「彼の武勇談」ではなく、「戦後、どのような想いの中で、彼は生きたのか」ということだろう。些末な彼の記憶違いを「あげつらって」何を観るのだ?!



■元ゼロ戦パイロット・原田要さん「戦争の罪悪で世界一、非人道的な人間に」
(THE PAGE - 06月15日 17:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=177&from=diary&id=3467523
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