港町ヴァルーナから王都カイラーシャに移動し、メール山を目指す。霊獣カービィは、パラディンのジェイスに、この地に眠る偉大な英雄のために、鎮魂のために祈ってくれと言う。
2013年11月9日(土)、#8「セイなる山(前編)」で神具集めの志半ばで倒れた、キルシュ=シュバルツバルト(黒森桜)、享年16歳の亡骸がここ、メール山に眠っている。キルシュのPLさんは今回のセッションは休日出勤のため、お休み。ある意味、トラウマをこじ開けるイベントだったので、まぁ、不幸中の幸い(ちょっと意味が違うけど)だったのか。
さて、この聖山の地下には、巨大な地下帝国が広がっているという。今回の標的はヤマ。マジェラニカ大陸はインドから中東の世界観を模しており、ヤマと言えば閻魔のこと。閻魔は、サンスクリット語及びパーリ語のヤマから来ている。
地下帝国に行くためには、途中、6か所の門にて「右手」「左手」「頭部」「胴部」「補助防具」「装身具」の装備品を差し出さなくてはならない。とりあえず取られてもいいように、代替品を揃える。205Gあれば代替品がすべて揃う。後は基本装備品を馬車なりに積んで移動するだけ。
地下帝国、いや、すなわち地獄は、まるでありの巣のようになっている。ところどころに牢屋があり、閻魔に裁かれる前の罪人たちで溢れかえっている。その周りには獄卒たちが忙しそうに働いている。
リズ「ここは じ〜ご〜く〜♪ じ〜ご〜く〜♪ た〜の〜し〜い じ〜ご〜く〜♪
じ〜ご〜く〜 じ〜ご じご じごくだよぉ〜〜♪」
1個目の門を通った後、敵の襲来があった。編成は、アースドラゴンアンデッド×2、スケルトンキング×2、スケルトンナイト×4。アースドラゴンアンデッドは脅威だったが、攻撃を集中させて2ラウンドで倒す。
ありの巣のような迷路も終点にたどり着く。そこには長い行列が出来ていた。閻魔に裁かれる罪人たちの列である。
ヤマ「なんだ貴様らは!生きている者が何しに来た?」
リズ「あなたが持つジョウハリキョウを頂きに来ました!」
ジョウハリキョウ、漢字で書くと「浄玻璃鏡」とは、閻魔の持つ水晶製の鏡。映し出された者の生前の模様が映り、閻魔の前では嘘をつくことが出来ないとされている。嘘をつくと舌を引っこ抜かれるというのはあまりにも有名。
閻魔と言えば冥界の王であり、我々が介入すべき相手ではないが、ヤマは『アリアンロッド2E』では魔獣に分類される。つまり、人間側から見て「存在することそのものが悪」なので、悪即斬対象なのだ。
リズ「さぁ、お前の罪の数を数えろ!!!」
クライマックスの戦闘。敵の編成は、ヤマ、ヤクシャ×2、ゴズ(オリジナル。火属性の魔獣。漢字で書くと「牛頭」)×2、エコー×3、スペシャルエージェント、バグベアスカウト、ドヴェルグ。対してこちらは、キャラクターレベル18が4人。
ヤクシャは28レベルエネミーの割には、《地形適応:密林》2込みで、回避が6D+15と、かなり高い回避の値。ゴズは《スキルマスター:モンク》5を持っており、30レベルのようだがこちらも脅威だ。
ヤマは《地底王の審判》で、セットアップでシーン内の場面(選択)に対して即死攻撃をしてくる。フェイト1点払えばこの効果を打ち消すことが出来るので、事実上、「フェイトの点数ラウンド」しか戦闘が出来ない。
さて、いざ戦闘が始まるとGMは「判定のダイスを1個減らしてね」と言う。トラップ………ではなさそうだ。むむむ、そうか!ここは地獄かと思っていたが、実はゼラチナスフォートレスの中だ!
一応、ヤマを倒せば戦闘終了ということなので、当たり目が少ないヤクシャを除いて攻撃しようか。が、インの《レイザーストーム》で、エコーの《痛みの反響》と、ゴズの《ソウルバスター》を受けて戦闘不能になってしまう………のはマズいので、《ソウルバスター》を《インタラプト》。即死しないように敵全員を選択しないように自分が指示したのだが、エコーの存在を忘れていた!
ヤクシャは《スキルマスター:ウォーリア》5を持っているので、《ボルテクスアタック》を使ってくる。401点のダメージなんて耐えられない。2体分、《アフェクション》2枚で対応。
闇属性持ちが多いので、リズは、プリーストのスピカの注文もあって、ジェイスとスピカに《レインボーカラー》で闇属性に変更する。これでヤマやドヴェルグの攻撃に対して、魔法防御力を倍に適用できる。
敵の攻撃を受け、ジェイスが戦闘不能。リズは《ダブルキャスト》で、ひとつめは上記の《レインボーカラー》を、ふたつめは《アースバレット》を《スペシャリスト�掘佞妊掘璽鸛澗里帽況癲E┐倭瓦胴堝虻僂漾�リズの次の手番はプリーストのスピカだ。
リズ「前のめりに行ってもいい?(ダメージ反射系HPロススキルを全弾喰らう覚悟で行ってもいい?)」
スピカ「いいんじゃねw」
残りHP56点から、エコー2体分の《痛みの反響》、ゴズの《ソウルバスター》を喰らって、リズも戦闘不能。おっと、ギルドマスターであるリズが戦闘不能になってしまったので、「士気高揚」の効果がなくなるばかりか、マイナスに。
すぐにスピカが、グレートHPポーションと蘇生薬を、パーティ全体に撒いてくれる。蘇生薬で23点、グレートHPポーションで146点、合計169点回復。リズはあっという間に全快。
さて、どうやら作戦を変更しないとあかんらしい。まずはゴズを落とさないと。本気になったゴズは、《ペネトレイトブロウ》でジェイスに229点の貫通ダメージを叩き出す。
ウォーリアがいないこのパーティの最大瞬間火力は、《リゼントメント》を持つリズのようだ。ヤマに対して381点の魔法防御無視のダメージを与える。
珍しく、「蘇生」も「祝福」も使った。ヤマが残りHP4点のスピカを倒すことが出来ない。ゴズを倒し、スペシャルエージェントを倒し、ヤクシャ2体とヤマが残った時点でGMは戦闘終了を宣言。《カバーリング》を持っているスピカに対し、ヤマgあまったくダメージを与えられないからだ。残りHPが1000点を切って本気を出したとしてもたかが知れている。
こうして我々は、アルディオンを発って、ようやくひとつめの神具を手にすることが出来た。
第26話「地底の王」
獲得成長点:189点
得られたお金:60000G+10000G(前回個別交渉報酬分)
《カバーリング》持ちのスピカの魔法防御力を生かす作戦は、いまのところ、上手くいっている。スピカの属性を敵の攻撃と同じ属性の魔法ダメージにしてしまえばかなり有利だ。《属性攻撃:●》持ちとは相性がいい。
今回のセッションで、キャラクターレベルは19に。次回は神喚者になるべく、試練を受ける話になりそう。
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