「ザ・ピーナッツ」さんの歌がヒットした頃は、小学生だったころか、その素晴らしさはさっぱり分かりませんでした。
記憶に残っているのは東宝の怪獣映画「ゴジラ」に出てくる「モスラ」のお姉ちゃんとしてです。
その後、長く忘れていたのですが、カラオケで、「ザ・ピーナッツ」の「恋のバカンス」や「恋のフーガ」とかを歌う人がいて、とても気持ちよく歌っていたのと、聴いていて気持ちのいい歌なので、心のどこかに残っていたのです。
それで、坂本九さんの次は「ザ・ピーナッツ」さんだと決めたわけです。
ハイレゾの「e-onkyo」でハイレゾの「ザ・ピーナッツ」さんが出たことも影響しています。
ただ、普通ならハイレゾを買うのでしょうが、3000円以上の商品を買うのは厳しいです。
それと、キングレコードは何を考えたか、マスターテープを再生するテープデッキをテレフンケンのテープデッキを使っています。
バイアスの調整とかでどこかがマッチしていないようで、変な音質なのです。
ブロムシュテットさんのベートーヴェン交響曲全集をハイレゾにしなかったのも同じ理由で、サンプルを聴いて、変だと感じたわけです。
とりあえず、「ザ・ピーナッツ」の歌でどんな歌があるのか、ベスト盤をツタヤでレンタルしてきました。
当日、250円です。
とても面白いです。
アレンジが、当時としては画期的なものがあり、弾けた歌いっぷりも魅力的です。
「ムード歌謡」のような歌も、双子ならではの魅力があります。
声が似ている、歌唱力が同等であることは、他の2人組では出せない魅力です。
ただ、CDの音質は、アナログマスターをCDにしたときに起こる悪いところが全部出たような感じです。
音が硬すぎて、潤いが無くなっています。
かくして、また「キープ株式会社」のお世話になることにしました。
キープ株式会社から「ザ・ピーナッツ」のベスト盤は2枚出ていて、1つはキングレコードが版権を持っているようで、もう1つは渡辺音楽事務所が版権を持っているようです。
キープ株式会社は「販売元」になっていまして、著作権はキングレコードや渡辺音楽事務所に残っているのでしょう。
2枚のうちの1枚をamazonの中古で買いました。
これで、正規のレコード会社のCDより音が良かったなら、私はキープ株式会社の熱烈なファンになってしまうでしょう。
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