高橋美紀【やっぱり零さんが好き[m:46]その２】発売記念イベント ゲーマーズなんば店

○高橋美紀【やっぱり零さんが好きその２】発売記念イベント ゲーマーズなんば店

１０月１８日（にちようび）、ゲーマーズなんば店で開催された高橋美紀さんの
「ハイスクール！奇面組」主題歌カバーアルバム第２弾のインストアイベントツアーの最終回に
参加させていただきました。

この日も、仕事が早出だったため、１８時開始のこのイベントに参加する事ができました。

やっぱり、地元開催って便利です、、、。





高橋美紀さん（以下・高）
「皆さん、こんにちはー。

私、ベレー帽をかぶるのがデビューして初めてなんですが、
このベレー帽を見た時に、昔、唯ちゃんがベレー帽をかぶっている絵があったのを思い出して、
このベレー帽が唯ちゃんだと思うようになって、
これはかぶらないと、と思いました。

ここが１７会場目で、最後のイベントになります。
１７会場、たくさんまわらせていただいて幸せな事なんですけど、
私にとっては全然足りなくて、ずっとツアーを続けていきたいと思っています。」



●１曲目　渚の『・・・・・』



高「皆さんのあたたかい拍手と声援で、今にも泣きそうです。
知ってる人は知ってると思うんですけど、すごい泣き虫なんです。
今にも泣きそうなんですけど、でも『奇面組』は涙じゃなくて笑顔です。

皆さんと一緒に迎える１７回目のピリオドという事で、
『渚の『・・・・・』』をこんなに歌えた事が嬉しいです。

『アニメトピア（※大昔、ラジオ大阪で放送されていた番組）』のキャンペーンで
夏に１７箇所巡った事があって、当時の写真を持ってきたのですが、楽屋に忘れてきました。（笑）
デビュー当時は大阪に来るのが嫌でしょうがなかったんです。
アニメ声優になりたかったわけでもなくて、
子供たちに読み聞かせをする人になりたかったのに、『ダンバイン』に受かって。（笑）

『アニメトピア』でラジオをする事になって、できなかったら怒られて、
大阪に行きたくないと思っていたんですけど、
だんだん大阪に来るのが楽しくなってきて、
毎回、梅田のホテルに泊まってたんですけど、
大阪に来るたびに、ただいま、という気持ちになって、
第二のふるさとと思うようになりました。

『アニメトピア』の写真を見ると、幸せそうに笑っていて、
こんな気持ちになってたんだと思って、
最初はどんな人が待っていてくれるのかなー、と思っていたけど、
みんなが待っていてくれるのが分かって、私の原点がここにあるなと思いました。

最初は全部で４箇所くらいという話だったんですよ。
でも、ゲーマーズさんもアニメイトさんもメロンブックスさんも
全店まわりたいです、と言ったら、スタッフさんが笑うんですよ。
私も全部で何店舗あるのか知らなかったんですけど、
でも、何年かかってもまわりたいと思います。
私は会いに行かないといけないし、会いに行けることが嬉しいので、
来年からも、何かにかこつけてまわりたいです。（笑）

そういう事をお店にお話すると、『いいですよ。』と言ってくれるんですよ。
やっぱり、関西のほうでライブイベントみたいなものをやりたいと思いますので、
その時は遊びに来てください。」




●２曲目：象さんのすきゃんてぃ（口パクダンス）




高「皆さん、一緒に踊ってくれて、いい踊りおさめになりました。

私は踊りの素質はあると養成所で言われたんです。
でも、富沢美智恵さんと一緒にクリスマスのダンスをやった時に、
先生に、『踊りの素質はあるけど、でも、そこに行くまでに体が固い。』と言われて。（笑）
でも、踊りはやりたくて、やるからにはミュージカルがやりたいです。」






続いて、会場からの質問コーナー。


『原作最終回で豪くんと千絵ちゃんが一緒になってる描写があったんですけど、
あの続きがあれば、零さんと唯ちゃんが一緒になっている描写があったと思いますか？』



高「原作やアニメでそういう描写がなかったから、イメージがわかないんです。
『唯ちゃんの麦わら帽子』というお話で、零さんが唯ちゃんの帽子を海に取りに行っておぼれて、
唯ちゃんが人工呼吸して『この幸せ者ー』って言って終わるんですけど、
でも、零さんは他の人の帽子でも取りに行ってたと思うんですよ。
零さんはそういう人だと思うんです。
だから、零さんが唯ちゃんに気持向けてくれるとしたら、
どういう場面なんだろう、と考えたら分からなくなったんですよ。
私は千葉（繁）さんの声の零さんが好きなんです。
千葉さんの零さんだったら、どういう言葉でプロポーズするのかなといろいろ考えちゃって、
答えがないんです。

Ｔｗｉｔｔｅｒで衣装を千葉さんが選んでくれて、自然に『ありがとう、零さん。』っていう言葉が出てきて、
千葉さんも『はいはい。』って言ってくれて、今でもつながってるんだな、と思いました。」







『色は何色が好きですか？』

高「どの色も好きなんです。
自分に合う合わないにかかわらず、色ってすごいなと思うんですけど、白が好きです。
色んな色に染めてくれるし、私も染めてもらえるようにがんばりたいな、と思った時に
白がいいなと思いました。
白を抜いたら、水色が好きです。
なぜかと言うと、デビューの時にブルーがテーマカラーだったんですよ。
『君は僕の青い鳥だね』というキャッチコピーで売り出してくれたんですよ。」




続いて、じゃんけん大会が行われ、
勝者１０名には会場に貼ってあったポスターがサイン入りでプレゼントされました。




続いては、会場からのリクエスト曲コーナー。

先ほどのじゃんけんで最後まで残った２人のリクエスト曲が歌われました。





●３曲目：立つ鳥跡を濁さず






高「『時の河を越えて』の時に映像にウェディングドレスが出てきて、
『ピタゴラスをぶっとばせ』や他の歌でウェディングドレスが出てきて、
その時は女の子の憧れとしてウェディングドレスが出てくるんだなーと思っていたんですけど、
去年教えてくれたんですけど、
当時、私、結婚しますって言って、その時、私への花向けとしてウェディングドレスを入れてくれたそうで、
『言ってよー！！』って。
スタッフさん、なんて粋な計らいをするんだろう、と、３０年経っちゃった。（笑）
後から知って、この思いをどうしたらいいんだろうって。
でも、いつかはそのスタッフさん達にもこの思いをお届けしたいです。
その時、気づけなくてごめんなさいと謝りたいです。

あの映像をつくってくれたのはあたたかい気持ちだと思って、
そんなあたたかい気持ちを形にしたいと思って奇面組をつくってくれたこと、
河川唯ちゃんに出会えた事に感謝です。」







●４曲目：のっとおんりぃ★ばっとおるそう













高「今日は最後なので、やっぱり最後はこの歌を歌いたいと思います。
この曲だけがオリコン５位だったんです。
他は全部１位になったんですけど、
最初は、うしろゆびさされ組も奇面組も、どうなるか分からないところで始まったんだと思います。
でも、皆さんのあたたかい気持ちが伝わっていったんだと思います。
最後に、この思いを伝えたいと思います。」







●５曲目：うしろゆびさされ組




そして、サイン＆握手会へ。

時間制限はなかったので、小学校の時に「奇面組」を全話録画してとても大切に観ていた事や、
前日１７年ぶり（！）にゲスト出演された「青春ラジメニア」のお話などをさせていただきました。






そして、全員とのサイン＆握手が終わり、最後の挨拶へ。



高「これで、キャンペーンは終わって、次に向かって歩き出さないといけないんですけど、
でも、ここで皆さんの中で奇面組が、それぞれいろんな色で刻まれていると思いました。
３０年くらい前のアニメなので、その間に変化もあったと思うんですけど、
そういう心に刻まれるアニメがどんどん生まれてほしいです。

（ＣＤが）まだまだ倉庫にいっぱいありますので、（笑）
一生かけて売っていきたいと思います。」



こうして、１時間以上に及ぶ、サービス精神あふれる盛り沢山なインストイベントは終了しました。


「その１」「その２」合わせて３１会場で行われた「やっぱり零さんが好き」インストアイベントは
一番最初の２つ「AKIHABARAゲーマーズ本店」「アニメイト渋谷店」と
一番最後の「ゲーマーズなんば店」という、最初と最後の回に参加できた事になりました。


前回の２月時同様、今回も高橋さんのイベントは
圧倒的な「オーラ力」にあたたかく包まれていました。

高橋美紀さんは私が声優ファンになった１９９１年よりずっと前、
後に９０年代声優ブームが起こるずっと前の時代から、
今の言葉で言う「アイドル声優」みたいな活動を最前線でされていた方。

歴史の重みが違います。

それは、感じるオーラ力も圧倒的だと思いました！！