利害一致・適材適所

セルジオ越後氏、日本代表のマッチメークに苦言「柴崎や宇佐美たちのためにならない」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=138&from=diary&id=3462502

　まぁ、セルジオさんだからねぇ〜、もう慣れたけどね・・・（苦笑）。

　さて、今回の「親善試合」、賛否両論あるけど、このマッチメイク案外良かったり、と
思っております。

　まず日本。このあとＷ杯の予選（日本のホーム）が行われるのはサッカーファン
周知の通りでありますから、同じアジア勢で、なおかつ多少骨のある相手での
テストマッチなら、イラクは御誂え向きだと思います。ただ、ちょっとイラクグダグダ
でしたかね（苦笑）。
　ただ、４−０の結果の、よい内容は今後も継続していけばいいわけだし、悪い部分は
反省して修正していけばいいだけ。プロだから当たり前にわかっているわけで、そこは
本番前だし、もう数えきれないくらい体験していることだから、ここであーだこーだ言うこと
でもないだろうけど（相手あることだから、すんなり上手くいくことでもないんだけどね）。

　でもって、イラクなんですけど、イラクも日本同様Ｗ杯アジア２次予選を戦うわけで、
時期は先になりますが、９月に台湾と対戦があるんですよ、台湾のホームで。それを
考えたら、イラクとしては願ったり叶ったりのテストマッチじゃなかったのかな、と。
「極東」のデータ収取も出来たし、ギャラも発生（苦笑）したわけだし。また、最終予選で
日本と対戦もありうるわけで、ある程度「ガチ」な日本と対戦出来たことも大きいと
思いますよ。

　他の方々も日記やつぶやきにもありますが、FIFAの規定や、EURO予選・コパ・アメリカも
ありますから、そこいらのマッチメイクは難しいものがあろうか、と。闇雲に「アウェーで
強豪と対戦」というのも、そこに意味が見いだせなければ、それこそ「無駄な試合」に
なるわけです。Ｗ杯出場が決定すれば、自ずと強豪からオファーは来るわけで。
タイミングじゃないでしょうかね、欧州の列強や中南米の強豪との試合はね。

　ここで個人的な雑感を。

　やっぱ自分はサッカーが好きで、国内海外問わず、ＢＳ・ＣＳでもサッカーを見る環境は
出来ています。
　ただ、日本代表となると、そこにはドイツだろうがブラジルだろうが、何も関係なくなる
わけです。日本人であること、Ｗ杯に全然手が届かなかった頃を鮮明に覚えているので、
そこはもう日本が優先されるわけなんですよ。だから「Ｗ杯のアジア枠云々〜」なんて
ＦＩＦＡが与えているんなら、そこに難癖つける意味がわからない。強豪と言われている国が
Ｗ杯予選敗退しようが、「あ、そうなんだ」ぐらいの感想です。
　南アフリカ大会でしたっけ？ヨーロッパ予選のプレーオフのフランスvsアイルランドの
「ハンド騒動」・・・・・、日本がテストマッチでグダグダな頃に、「アイルランドに出場を譲れ！」
って、それ意味わからんし！なんで変わらなあかんかね？それぐらい国際試合になると
関心はなくなります（最近のＦＩＦＡのお家騒動で、この「ハンド」も掘り返されていますが）。

　話を戻しまして、

　セルジオさんに賛同するもしないも、そこはご自由になんですけど、ただ単に乗っかるだけで
なく、いろんな角度から、「サッカー日本代表」「日本のサッカー」を見ていかないと、難癖付ける
だけの輩になりますからね。そこは自分自身も気を付けたいところですね。