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2015年06月13日14:48

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カシオペアの廃止にNO!

カシオペア運行終了の可能性 JR東社長、老朽化に言及:朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASH695SMNH69UTIL03J.html

「あけぼの」や「北斗星」や「トワイライトエクスプレス」のときも車両の老朽化を理由にしていましたよね。しかし、老朽化を口実にしていますが、カシオペアのE26系は1999年製造で、まだまだ古い車両が沢山ある中では新しいほうです。老朽化が原因だったら、改修すればいい話ではないのでしょうか。採算の問題もあるかもしれませんが、各地の夜行バスが相変わらず好調なのを見ると、夜行で移動するという需要は決して少なくないし、行楽シーズンにでもなればチケットが取り難いのを見てもカシオペアは決して利用率の低い列車ではありませんので、存続する気があればできるはずです。また、新幹線と共用になる青函トンネル通過の問題があるのかもしれませんが、それだって交流25000V対応の機関車EH800をJR貨物から借りれば済む話ではないのでしょうか?そういうことを考えることもしないで、安易に廃止して切り捨てるのは納得できません。
寝台列車自体は、JR九州が「ななつ星」を登場させたり、JR東日本と西日本で同様のクルーズトレインが計画されているなどで復活の動きもありますが、いずれも一部の金持ちにしか縁のない超高級ツアー専用列車です。憧れる列車ではありますが、一般市民のビジネスや旅行での移動というのは、これっぽっちも考慮されていない列車ですよね。本来の夜行列車は一部の金持ちだけのための列車なんかではありませんし、クルーズよりも移動手段であることに意味があると思っています。
また、カシオペアのE26系を今後どうするかですが、運が良ければクルーズトレインなどで再活用することが考えられますが、山手線ホームドア導入を口実に、製造からわずか数年の車両を大量に廃車するなど、車両を大切に使わないJR東日本のことだから、あっさり廃車してしまう可能性もあるでしょう。こうなると非常にもったいないですよね。
最近は、東急が山手線と同様の理由で製造からわずか数年の車両を廃車する計画を立てていたり、東京都交通局が理由なく都営新宿線の車両10-300R形を製造から10年程度で廃車した例があるなど、車両を大切に使わない鉄道事業者があまりにも多すぎます。
特に都営新宿線の例は悪質です。鉄道車両の減価償却期間は13年と定められていますが、血税で購入したものを減価償却期間も過ぎないうちに理由なく捨ててしまうというのは、非常におかしいです。かつて国鉄が製造から年数の経たない郵便車を大量に廃車したりするなど同様のことをやって、国会で叩かれたことがあるそうですが、この件についても都議会で追及されてもおかしくないと思います。税金をこうして使われた都民はこの件を知ってもっと怒るべきだと思いますよ。東急についても、株主総会とかで株主から追及されたらどうするのでしょうかね。
しかし、東急にしても東京都交通局にしても、こういうことをやる割には、古い車両がいまだに大量に使われているという矛盾もあるのですよね。何か間違っています。
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