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2015年06月13日09:53

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報道によるイメージ

困窮で絞殺「非難できず」減刑
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3464364

新たな記事が出たので引用

『強制退去の日に長女殺害 生活苦、母に懲役7年判決
戸田政考2015年6月12日23時39分

 千葉県銚子市で長女(当時13)を殺害したとして、殺人罪などに問われた松谷美花被告(44)に、千葉地裁は12日、懲役7年(求刑懲役14年)を言い渡した。生活に困って家賃を滞納し、県営住宅明け渡しの強制執行日に起きた事件。佐々木一夫裁判長は「結果は重大だが、被告は精神的に追い込まれ、突発的な犯行でもあった」と述べた。

 判決によると、松谷被告は昨年9月24日朝、県営住宅の自室で、寝ていた長女可純(かすみ)さんの首をはちまきで絞め、窒息死させた。

 5日間にわたる裁判員裁判などで、事件までの経緯が明らかになった。

 被告は中学2年だった可純さんとの2人暮らし。給食センターでパートとして働き、児童扶養手当などを合わせても、月の収入はおおむね11万〜14万円。時期によって極端に少ない月もあった。

 2012年途中から家賃を滞納。可純さんの中学入学の準備のため、13年2月ごろヤミ金に手を出した。可純さんにはバレーボール部のジャージーやシューズ、アイドルのグッズなどを買ってあげた。

 強制執行日の昨年9月24日朝。同じ布団で寝ていた可純さんの首を、はちまきで絞めた。数日前にあった体育祭で可純さんがしていたものだった。地裁支部の執行官らが室内に入ったとき、被告は可純さんの頭をなでながら、体育祭で活躍する可純さんの映像を見ていた。』
http://www.asahi.com/articles/ASH6D7D1CH6DUTIL06B.html

『「生活困窮で突発的犯行」 娘殺害の母親に懲役7年 千葉地裁

 千葉県銚子市の県営住宅の自宅で昨年9月、中学2年だった娘=当時(13)=を絞殺したとして、殺人罪などに問われた母親の松谷美花被告(44)の裁判員裁判の判決で、千葉地裁は12日、懲役7年(求刑懲役14年)の判決を言い渡した。

 佐々木一夫裁判長は判決理由で「身近に頼る人がおらず、長年生活が困窮していた。建物明け渡しの強制執行により、住む場所を失うことで精神的に追い込まれ、突発的に犯行に及んだ」と述べた。

 検察側は公判で「家計をきちんと管理せず、誰かに相談することもなく、短絡的に殺害した」と主張。佐々木裁判長は「何も知らされず実の母親に殺害された娘は誠にふびんだ。ただ原因の全てが被告自身にあったとはいえない」とした。

 判決によると、松谷被告は平成24年から家賃を滞納。裁判所が滞納で建物明け渡しの強制執行をする日だった昨年9月24日朝、娘の可純さんの首をひもで絞めて殺害した。』
http://www.sankei.com/affairs/news/150612/afr1506120043-n1.html

『娘絞殺:「困窮、非難できず」減刑し懲役7年 千葉地裁
毎日新聞 2015年06月12日 22時21分(最終更新 06月13日 00時18分)

 生活に困窮して家賃を滞納し、県営住宅から強制退去させられる当日、中学2年の一人娘(当時13歳)を絞殺したとして、殺人罪などに問われた千葉県銚子市、パート従業員、松谷美花被告(44)の裁判員裁判で、千葉地裁は12日、懲役7年(求刑・懲役14年)の判決を言い渡した。佐々木一夫裁判長は「突然、仲の良かった母親に殺された被害者は誠にふびんだが、原因の全てが被告にあったとは言えない」と求刑の2分の1とした量刑の理由を説明した。

 事件の経緯について佐々木裁判長は「身近に頼りにできる人もおらず長年困窮する中、自分が死ぬしかないという心境に追い込まれて強制退去の日を迎え、突発的に娘を殺害した」と指摘し、「被告を強く非難できない事情も認められる」と述べた。一方、同種事件の量刑と比較し「刑の執行を猶予する余地があるとは言い難い」とした。

 判決によると、松谷被告は2014年9月24日午前9時ごろ、県営住宅の自室で長女の可純(かすみ)さんの首を絞めて殺害した。

 被告は借金を抱えていた夫と離婚し、パートをしながら返済を続けたが、12年から家賃を滞納した。13年には娘の中学入学準備のためにヤミ金融から金を借りるまで困窮した。市に相談したこともあったが、生活保護は受けられなかった。【川名壮志】

 ◇銚子市長「今も断腸の思い」

 閉廷後、審理に参加した6人の裁判員全員が記者会見した。松谷被告を自身に置き換えて考えたといい、30代の男性は「生活苦というキーワードがあった。同情する余地があるか考え、客観的に判断できた」と振り返った。別の男性は「市民的な感覚を出せたと思う」と語った。

 千葉県は事情を調べないまま被告に県営住宅からの強制退去を求めた。生活保護の申請を受け付ける銚子市も、窓口を訪ねてきた被告から詳しい説明を聞かず、支援に結びつけられなかった。

 娘が松谷被告と同年齢という裁判員の女性(69)は「本人に全て責任があるというのはどうか。行政が全く関係ないとは言えないと思った」と語ったが、30代の男性は「行政の問題と事件が直接結びつくとは思わない」と話した。

 一方、銚子市の越川信一市長は判決後、「明るくバレーボールが大好きだった松谷可純さんの命を救えなかったことは今も断腸の思い。事件を深く受け止め、二度と起こらないようにすることが市の責務だ」とのコメントを出した。【円谷美晶、信田真由美】』
http://mainichi.jp/select/news/20150613k0000m040167000c.html

『銚子・中2娘殺害 母親に懲役7年

2015年6月13日

 銚子市の県営住宅で昨年九月、家賃滞納で部屋の明け渡しの強制執行をする当日に中学二年の長女=当時(13)=を殺害したとして、殺人などの罪に問われた母親の松谷美花被告(44)の裁判員裁判の判決が十二日、千葉地裁であり、佐々木一夫裁判長は懲役七年(求刑懲役十四年)を言い渡した。

 佐々木裁判長は、「将来ある少女の命を無残に奪った結果は重大」とした上で、家賃を滞納しながら長女の中学入学のために借金をしたヤミ金への返済を続けるなど、長年にわたり生活に困窮していた事情を認めた。「強制執行によって住む場所を失うことが現実になり、精神的に追い込まれた状況で突発的に犯行に至った。被告を強く非難できない事情も認められる」と、量刑の理由を述べた。

 判決によると、松谷被告は昨年九月二十四日、自宅で寝ていた長女の首を鉢巻きで絞めて殺害したとされる。また二〇一三年九月、ヤミ金業者への借金にあてるため、他人に譲り渡す目的で市内の銀行で口座を開設、キャッシュカードをだまし取ったとされる。

 松谷美花被告(44)の困窮状態が明らかだったのに、県や市が十分な対応を怠ったとして、弁護士や市民グループでつくる調査団は行政側に改善を訴えてきた。

 調査団の林治弁護士は「求刑の半分に減軽されるケースは少なく、裁判員が事情を酌み考えてくれた。千葉以外でも起こり得る問題で、裁判で明らかになったことを踏まえ、行政に丁寧な説明や寄り添う支援を求めていきたい」と話した。

 銚子市の越川信一市長は判決を受け、「事件が二度と起こらないようにするのが市の責務。県営住宅の立ち退きには、県と密接な連携を図り、税・料金徴収の各担当課の連携を強化している。市民に寄り添いアプローチしていく」とのコメントを発表した。

 事件を受け、国土交通省は昨年十一月、生活が苦しく滞納する公営住宅の入居者には、家賃減額制度を十分説明し、必要に応じて減額などの負担軽減措置を取るよう求める通知を都道府県に出している。』
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20150613/CK2015061302000152.html

詐欺云々の話は『二〇一三年九月、ヤミ金業者への借金にあてるため、他人に譲り渡す目的で市内の銀行で口座を開設、キャッシュカードをだまし取ったとされる。』のことだろうと思う。

夫の借金がどのように関わっていたか、中学入学費用をヤミ金から借りれば、どうなるか分かりそうに思うが・・・。

ほかの方法はなかったのか?
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コメント

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