『　紫陽花に捕まったまま夢に死す　』 言葉あそび５７５交心ｓｔ１２０２

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★　言葉あそび５７５交心ｓｔ１２０２

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紫陽花に捕まったまま夢に死す

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　＞　つかのまの　七色の夢　雨しずく　　　碧呼


　雫に宿る夢エンドレス　　　旅仁



　一からぼくの半生が開かれたように、一つの夢のしずくから、かぎりなく広がる物語が生まれることを空想すると楽しいですね。
　ぼくには語彙力も夢観る力もほとんどありませんが、本やネットの世界でめぐり逢う言葉や夢を、物真似でイメージトレーニングしていると、いつの間にかその言葉に馴染み、夢の主人公になりきっている自分に気づきます。未熟には違いありませんが、なりきっている自分に気がつくと自分という人間が面白くなってきます。
　継ぎは何になろうか自分なりにステップアップしていくのがまた楽しみです。
　余命に入ったから無邪気に言葉あそびに熱中できるのでしょうけれど・・・



　紫陽花に捕まったまま夢に死す　　　旅仁


　夢から覚めてまた夢見んか



　またまた交心ありがとうございます。





☆☆☆　碧呼さんの『　青　』　への交心です。　★★★
　





　≫　わたくしといふ現象は
仮定された有機交流電燈の
ひとつの青い照明です
（あらゆる透明な幽霊の複合体）
風景やみんなといつしよに
せはしくせはしく明滅しながら
いかにもたしかにともりつづける
因果交流電燈の
ひとつの青い照明です
（ひかりはたもち　その電燈は失はれ） 　　賢治「春と修羅　序」



　ちょっと大上段を振りかざしての冗談ですけれど、賢治さんの詩時空も夢時空です。
　今となってはこの夢時空がまことの世界を啓示する実の夢のようにぼくらの心に花開いていきます。
　念じれば花開く。
　鄙隠り老仁の無能無才の心の世界にも、念じれば、老仁風の夢の世界が花開いていくと念っています。ひとり遊びのちいさなせかいですけれど・・・



　ひとり遊びの言葉の小さな世界ですから、言葉も夢も、巡り合いの中から、貰って、老仁風に真似して言葉あそびをします。
　理解力も応用力も小さなものですけれど、小さいなりに、真似世界が作りだされていきますから、それをぼくは言葉あそびとして楽しんでいます。
　遊べる言葉は、ネットの世界には無尽蔵に内蔵されていますから、検索さえすれば、いつでも巡り逢える宝物です。
　イミテーションでも、ただで、自分の心の世界を言葉の宝石で飾ることができる楽しみは、子どもが砂遊びに夢中になるように、ぼくにも恍惚となる熱中時空です。



　こんな面白い言葉あそびの時空に巡り逢えてつくづくHappyです。
　ただただ糞真面目に働いて、本読む余裕さえなかった半生を終えて、もしこの言葉あそびに巡り逢わなかったら、公園に日なたぼっこするか、濡れ落ち葉になって連れ添いさんにくっついて廻るかの日常でしょう。
　古稀を過ぎた今頃は、涎も垂らして惚け三昧境になっているかもしれません。
　恍惚老人は、自我意識を失って、命に戻り、本来的な自分を自由に生きているのだという人もいるようですけれど、それを自分自身で確かめ、楽しんだり、味わったり、友だちと共有したり、分かち合ったりできなければ、やはりぼくには面白くないでしょう。



　小さな世界の小さな夢物語でも、友だちと語り合ったり、共有できたりするから、人生は面白いと感じることもできるのでしょうし、悲喜交々、煩悩もまた楽しく味わうことができるのでしょう。
　人間に生まれて好かったと、小さい世界ながらに、自足しています。



　すみれほどな大地の隅も夢楽土　　　旅仁


　風の声聞き星と語らん





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★★★ ドリーム楽土交心ｚｔ０１０１『　梅雨の世は想い出の実を生らせませ　』ｓｔ１０ へどうぞ！！！　★★★
　



★★★ TAO交心ｓｔ０６０１『　朝露のぼくの命よ今日に在れ　』 へどうぞ！！！　★★★
　




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