2015/6/6(土) 18:00-
リヒャルト・シュトラウス:メタモルフォーゼン(変容)〜23の独奏弦楽器のための習作
ブルックナー:交響曲 第7番 ホ長調
お目当てはRシュトラウスのメタモルフォーゼン。なかなか素晴らしかったです。
多重的に重なる、予定調和でない美しい音。美しいながらも奥に何か狂気のようなものを秘めているように感じられました。そして、その曲想はある特定の場所だけとれば大きく変化していないように聴こえるけど、実はじわじわと変化していていつの間にかすっかり前の部分とは変わっているのです。
これ、CGの世界でいうところの「モーフィング」みたい!と思って、ふいに昔見たGodley&CremeのCryのPVを思い出いだしました。
Godley&Creme Cry
https://t.co/wO6GViXuAR
※厳密にはモーフィングではなくオーバーラップという手法なのかもしれませんが、私がモーフィングという言葉を知ったのはこの頃だったと記憶してます。
いやー、Rシュトラウスやっぱり好きだわ!
休憩はさんで後半はまだ良さを理解できていないブルックナー。後の楽章になっていくほど面白くはなったのですが、熱狂する方の気持ちには近付けない。まだまだ修行が必要です。
指揮者についていろいろ語れるほど音がわかるわけではないですが、終演後の挨拶を見ていると、ノットさんのお人柄のよさが伝わってきます。ぜひ東響と更に親密になって素晴らしい演奏を聴かせてくれますように!
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