修羅の門 第弐門の話〜
最後まで引っ張る『修羅王』ＶＳ『空王』！
前回、四門を開いてからの『無空波』、四神『朱雀』と連続で繰り出すも、海堂の“空”に飲み込まれて止めを刺せないまま、四門が閉じてしまった九十九はその反動でまるで動けない。
逆に海堂は無空波のダメージから立ち直り、再び構えを見せる。
それに呼応して動けないはずの九十九が再び動き出す！
四門再び！
強引に2度目の四門を開き、四つ身分身からの死んだ右手に代って左の無空波！
しかしこれも海堂の“空”による先読みされ、一歩後退することにより透かされる。
海堂はついに無空波すら躱せるようになったのだ！
だが九十九の攻撃も終わらない！
そのまま体を回転させて左回し蹴り！
当然これもいなされて、体勢の崩れた九十九の胸にカウンタの正拳が突き刺さる！
それでも九十九の攻撃はまだ終わらない！
突き抜けた回し蹴りの足が戻ってきて、海堂の延髄に踵落とし！
この技は山田がスパーのときに見せた小手先の技。
本来は当てるだけで幅ダメージのない技だが四門で加速しているいま、これすらも必殺技となりうるのだった。
倒れる両者。
誰もが引き分けと思う中、立ち上がる九十九。
それを見届けて逝く徹心。
無理に歩き出す九十九を舞子が受け止める。
その後、例によって格闘マガジンの記事が挿入。
死ぬ死ぬ詐欺＆2度と体が動かなくなる詐欺も何するもの、九十九は元気になっていて、舞子は九十九の行く道に着いていくことを宣言するのだった。
うーん、地味にあっさりとした最終回…
最終決戦も海堂の心理描写がほとんど入らなかったせいか、実に淡々とした試合だったなー
短かったし。
最後も海堂側の描写もなく、ただ最終戦の対戦相手に祭り上げられた海堂が実に憐れ。
これが4年半、計28年続いたマンガの最終回かと思うとどうにも釈然としないものが…
単行本で加筆があるといいなー
次は予定通り、刻か。
まあ、初代の話やって修羅の門シリーズ自体が終わりにするのかな。
歴史メインになりそうで期待できそうにないけど…
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