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2015年06月07日13:59

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東京建築作品巡礼新宿西口編

東京再発見のオフに参加してきました。今回は建築物を見ることに特化した街歩きで、新宿西口界隈を歩いてきました。

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10時に新宿駅地下の交番前をスタート。まず最初に向かったのは小田急百貨店で、ここから西口の駅前広場を観察しました。かつて西口は淀橋浄水場という巨大な浄水場があり、その跡地が現在の副都心になっているのは有名ですね。
駅前広場や小田急百貨店の入る新宿駅西口本屋ビルの設計を担当した建築家は坂倉準三氏です。西口といえば、地下街に地上に通じる吹き抜けがあるのが特徴ですが、当初は吹き抜けにする計画はなく、坂倉氏の強い希望によってできたものだそうです。方角を分かりやすくするための工夫と言われていますが、まさに今でもこの吹き抜けがあることで、地下にいてもどこにいるのかが大体分かりますよね。
次いで、小田急百貨店を外から見ました。小田急百貨店は横に長い一つのビルに見えますが、実はこれ新宿駅西口本屋ビルと、旧営団地下鉄が建てた地下鉄ビルの2つのビルなのです。窓のデザインがまるっきり一緒なので同じビルに見えます。当初は地下鉄ビルは別デザインになる予定でしたが、坂倉氏が強く頼み込んで同じデザインにさせたそうです。
その後は、昨年まで富士重工の本社があったスバルビル前を通過しました。スバルビルは、旧ツアーバス系高速バスの待ち合わせ場所として知られていましたが、今は小田急に買収され2020年頃までに建て替えが予定されているそうです。
次いで、新宿副都心最初の超高層ビルである京王プラザホテル前を通過し、三井ビルと住友ビルを見ました。まずは三井ビルに入り、三井ビルの屋上に設置された制震装置に関する説明を見ました。その後は外から6階分で一組となっているビルの巨大な梁などを見ました。また、ここの庭には学校の校庭などによく置かれている百葉箱が設置されていました。
次いで、アイランドタワーを見ました。これまで見てきたビルは、淀橋浄水場跡の再開発に伴って建てられたものばかりでしたが、今度はそれとは無関係な西新宿6丁目東地区再開発事業によって建てられた建物で、今まで見てきたビルに比べると新しいです。アイランドタワーの計画自体は古くからあったそうですが、地権者との折り合いがつかないなど諸事情によりなかなか実現せず、バブル崩壊後になってようやく完成したそうです。ビルの前に「LOVE」の文字の巨大なモニュメントがあるのが印象的でした。
その後は、梁のつくりや2階にある円形のレストラン部分などがユニークな西新宿ホテルマイステイズを見ました。外階段のつくりなどもなかなか面白かったし、さすがに中までは見ることができませんでしたが、居室のつくりも面白いらしいです。

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次いで住友ビルに向かい、ここで昼食のため一時解散。49階にある和食店どんとに行き、蕎麦定食を食べました。窓からの眺めも非常に良かったです。
午後は住友ビルをスタート。住友ビルは三角ビルと言われ、実際には六角形ですが三角に近い形状をしていて中央に吹き抜けがあるのが特徴です。ここには高速バスのウィラーエクスプレスの待合室と乗り場が設置されていることから、最近はバスを利用して旅行に行くときに使うことが多いです。
次いで、新宿グリーンタワービルを見ました。ここは、元々一般住宅と浄風寺という寺とガソリンスタンドがあり、元々の住民はグリーンタワー住居棟に、ガソリンスタンドと浄風寺は、ビルの敷地内に一体化したデザインで再建されました。
その後は、フランスに行った怖いお姉さんの母校の前を通過して、黒川紀章氏が設計したコイトビルを見ました。一見何の変哲もないビルなのですが、道路に面した側に配管などを持ってくるという変わった工法だそうです。黒川紀章氏は、晩年に都知事選挙に立候補するなどで話題を集めましたが、後継者に恵まれなかったことから、死後は事務所からスタッフが大量に流出したり、挙句の果てには昨年に事務所が破産してしまったりと、悲劇的な最期だったそうです。

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次いで、新宿中央公園を横目に見ながら都庁に行きました。都庁といえばツインタワーですが、実は最初からこのデザインにする予定だったわけではなく、多くの建築家や事務所によるコンペが行われ、最終的に丹下健三氏のこのデザインが採用されたそうです。他の案も超高層ビル主体のデザインが多かったですが、異彩を放っていたのが磯崎新氏の案で、これだけが超高層ビルを採用していません。また、どこかで見たようなデザインだと思ったら、球体展望台があってフジテレビの社屋にそっくりなのです。後に丹下健三氏のデザインによってフジテレビが現在の建物になりますが、まさか磯崎氏の都庁案をパクったりなんかしていないですよね?その後は、展望台に上って小休止。やや雲行きが怪しくなってきましたが、景色はよく見えました。また、都庁では猫耳をつけた大きな猫を目撃したり、猫グッズが色々売っているのも見ました。
都庁を見終えた後はNSビルに行きました。NSビルは巨大な吹き抜けがあって、そこに大きな時計が設置されていたり、29階に渡り廊下があるのが特徴です。渡り廊下を歩いてみましたが、人が走って通ると揺れたり、ガラス越しに下をのぞき込むと、吊り橋を歩いているようでなかなか面白かったです。また、NSビルは現在は銀色一色ですが、当初は金銀の二色にしたかったそうです。また、吹き抜けの屋根も本当は開閉式にしたかったそうです。もし当初の計画通りに金銀2色と開閉式屋根が実現していたら、また違った名所になっていたかもしれませんね。
次いで、タイル張りの外壁と緩やかなカーブを描く外観が特徴的な新宿ワシントンホテル、あいおいニッセイ同和損保新宿ビルを見ました。
その後は、大通りに面した側に窓がないビル(すみませんが名称失念)を見ましたが、その横に暗渠化された玉川上水と橋の跡を発見。ついでに、だいたひかる似の不審者の母校も発見しました。
この辺りで雨が降ってきてしまいましたが、散歩は続行。後で立ち寄りますが、まずは遠目に代ゼミタワーを見ました。代ゼミタワーは空中庭園があったり、最上層部が住居棟(おそらく地方からの受験生を受け入れるための単身寮と思われる)になっていたりと、なかなか面白いビルでしたが、薄暗くなってしまいなかなかいい写真が撮れませんでした。
次いで、南新宿駅そばにある山野美容専門学校の入るM.YAMANOタワーを見ました。この建物は、見返り美人をイメージしたそうですが、私のセンスがないのか、どこから見ても「?」としか思えませんでした。

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その後は、独特の構造の階段がある代々木メディカル進学舎を見てから、瑠璃光院白蓮華堂に行きました。寺でありながら非常にユニークな形状をした建物で、普段は中を自由に見ることができるけど、昨日は落慶1周年記念行事とのことで見られないと言われましたが、寺の粋な計らいで短時間であれば見てもよいと特別に(?)言われ、内部を見学。まず5階に上がると、金色に輝く阿弥陀如来像に出迎えられました。ブルーの鏡板はラピスラズリ(瑠璃石)の原石を使い10層に塗っているとのことです。また、仏像の頭の飾りにもラピスラズリを使っているとのことでした。青と金色に輝く仏像は美しいというか神秘的で、非常に感動しました。4階にある本堂と敦煌の壁画の模写も見事でしたし、座禅室の独特の空気もよかったです。日曜の朝に礼拝をやっているとのことなので、機会があればまた訪れたいし阿弥陀如来像をもう一度見たいです。
街歩き終了後は、喫茶店で軽くお茶会をし、その後は新宿西口に移動して飲み会となりました。

今回の日記、その他写真は、こちらにもアップしております。
(1)http://blogs.yahoo.co.jp/silkroad_vx/39387274.html
(2)http://blogs.yahoo.co.jp/silkroad_vx/39387340.html
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