滅罪の功徳

あなたはどっち？「自分は天国と地獄、どっちに行くと思うか」を意識調査！
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=116&from=diary&id=3453812


　昔々……長谷寺の創始者徳道上人が病死した時、地獄の入り口で閻魔大王に会い、生前の罪業で地獄行きの人間が余りにも多いので、１１か国三十三ヶ所の観音霊場を巡礼すれば滅罪の功徳があるので、この三十三ヶ所巡礼を世に広めて衆生を救済せよとの宣託を受けた。
　地獄から甦った徳道上人は弟子と共に三十三ヶ所巡礼を広めようと努力したが、世間に広まる事無く徳道上人は亡くなった。
　約三百年の月日が経ち、那智山で修行中の花山院が熊野権現から徳道上人の三十三ヶ所巡礼を再興せよとの宣託を受けた。　花山院は徳道上人が中山寺に埋めた三十三ヶ所の宝印を探し出して三十三ヶ所を巡礼し、巡礼の作法を定め、やがて花山院のお陰で三十三ヶ所巡礼が世に広まった。　これが現在の西国三十三ヶ所巡礼である。　
　その後源頼朝が鎌倉幕府を開いた時に西国三十三ヶ所のような観音巡礼を関東にも作りたいと欲して定められたのが坂東三十三ヶ所巡礼である。　更に秩父にも三十三ヶ所巡礼が定められた。　この西国、坂東、秩父の三十三ヶ所巡礼は日本三大観音巡礼と言われている。　その後、三大観音巡礼全てを足して九十九ヶ所なのを秩父を一ヶ所増やして合計百ヶ所にしようと言う事になって現在に至る。　これが現在の日本百ヶ所観音巡礼である。

　で、私は先日三年がかりで日本百ヶ所観音巡礼を満願させた。　これで私は現世の罪業が全て消滅した事になるので今後は悪事をし放題でも地獄行きは免れる。(大自爆)