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2015年06月05日21:02

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ハンブルク北ドイツ放送交響楽団×ヘンゲルブロック


2015/6/4木 19:00- サントリーホール

指揮: トーマス・ヘンゲルブロック
ヴァイオリン: アラベラ・美歩・シュタインバッハー

メンデルスゾーン: ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
プロコフィエフ: 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ op.115 から 第1楽章 *アンコール
マーラー: 交響曲第1番 ニ長調 「巨人」(1893年ハンブルク稿)
ワーグナー: オペラ『ローエングリン』から 第3幕への前奏曲 *アンコール

ハンブルクの地は10回以上訪ねたことがあるにも関わらず、一度も現地で聴けたことがないこのオケ(そもそも地元での公演回数がそれほど多くない気が)。今回日本初演だという巨人のハンブルク稿目当てで当日券で行って参りました。いやあ素晴らしかったです!

お目当てのマーラー、とっても若々しくて超爽快!!明るい音色でノリがいいオケですね、ここ。前から4列目だったのでヘンゲルブロックのあつーい指揮も間近で見られて面白かった。でもね、指揮者もオケも、熱いといっても、暴走してる感じじゃない。曲にのめり込みながらもどこか冷静なところはあり、奏者が弾けてるというよりは奏でられる音が熱く弾けてる。自己満足ではなく、相手に伝えようという気持ちがある。いいなあ。

そしてアンコール、絶対ワーグナー来ると信じてましたがやっぱり。とても勢いのいいローエングリン!2月にティーレマン×シュターツカペレを聴いたときもアンコールはこれだったけど、演じる人達が違うとだいぶ感じが違うなぁと思いました。ティーレマンのも素晴らしかったけど、あちらのほうがもう少しきちっとして正装な感じだったかな。そう、ここはややカジュアルな音色。それがとても心地いいのです。

一人で行ったコンサートでしたが、お隣にはミュンヘンから休暇で日本に遊びに来ていらっしゃるというドイツ人の上品なおばさまが。実は彼女が当日券を窓口で買うのを手伝って差し上げたこともあり、席ですっかり仲良くなり、二人してオケに感動し、1階席前方で二人だけのスタオベをし、最後は「楽しかったねー!」とハグしてお別れしました。いい音楽って人との関係も近くしますね。楽しかった!

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