SSDは書き込み寿命があるからメモリを潤沢に積んでスワップファイルは使わないのだ、という話を聞いた。しかしWindowsでは「充分なメモリ」なんて目安は事実上存在しない。とにかく「あればあるだけ[有効に]使う」のが今のWindowsの方針らしい。Win9xの頃には限られたメモリで動作させるために多少の工夫のあったようだし、Win8も7に比べてメモリ不足に若干強くなっているという噂も聞く。
で、実の所具体的にどのぐらいのメモリが欲しいのか。たまたま手元のNetbookがAtomN270(64bitOS不可)で実装2GB。32bit版のWin7を入れてまぁ出先でちょっと検索したりミクったりする程度には困らないぐらい「使えて」いたのだが、バッテリーが死んでACでしか使えなくなり、この所持ち出す機会も激減していたので、こいつで試してみる事にした。
とりあえず、スワップファイルを使わない設定にしてみた。Windowsは起動したが、セキュリティソフト起動中に「メモリ不足で動作が保証できない」旨のメッセージを出して再起動一択のダイアログが出た。早々にスワップ設定を戻して再起動。
とりあえず、実装2GBではスワップなしでは「実用に耐えない」事は判った。でも2GBのスワップファイルでファイルサイズを自動拡張する事もなく割と動いているようなので4GBあればスワップなしでももうちょっと動くのかも知れない。
とりあえず、こたびの深刻なメモリ不足に対し、ReadyBoostは何の助けにもなっていないようだった。
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