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2015年05月28日06:37

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C−61ばんえつ物語号

 いつも春から秋にかけて新潟〜会津若松間の磐越西線でレギュラー運転しているC−57が今年は検査と修理で引っ込んでいるので、代わりに高崎のC−61がばんえつ物語号を牽引していている。 
 C−57が走らないのは残念だがC−61が代走してくれるのは大いに有難い。 何時ものばんえつ物語号とは違った組み合わせのSLならば撮りに行きたくなる。
 C−61のばんえつ物語号はGWから走り始めているが、やっと先日撮影に行く事が出来た。


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 ばんえつ物語号は現在日本で走っているSLでは最も長大な線区である。 撮影地は無数にあり何処に構えるか大いに悩む。 今の季節は田植えしたばかりの田んぼが多いので、まず最初に猿和田〜馬下の線路際の田んぼに陣取った。 しかしどうも田んぼが綺麗でない。 しかも風がかなりあって水鏡になるのは期待薄だ。 「失敗したかな....」と少々後悔しながら本番を待った。


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 煙の出はまずまずだがやはりあまり水鏡にならなかった。 なかなか目論見通りにはならない物である。


撮影終了すると速やかに撤収する。 車で次の撮影池に向かう。


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 磐越西線は大体国道49号線に沿っている。 国道はどんどん道路が改良されていて道が新しくなっている。 この三川〜津川の磐越西線の線路際の阿賀野川は新しいバイパスのお陰で撮れるようになった撮影アングルである。 但し道路改良で無くなった撮影地もある。(自爆)


 次は一気に上野尻に移動して定番の人気撮影地である飯豊山ポイントに向かう。 飯豊山は残雪が多く雪山をバックに列車が撮れる素晴らしいロケーションの場所である。 


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 流石に磐越西線屈指の人気撮影ポインである。  まだ列車が来る30分前でもこれだけの撮影者が集まっている。 更に私のように追っ掛けて来た車がどんどんやって来て人が増えていく。(笑)


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 時間があるので普通列車で構図を試し撮りする。 残雪の飯豊山がいいアクセントになっている。


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 本番では煙がよく出過ぎて肝心の飯豊山が消えた。(自爆)


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 終わると更に山都まで追い掛けて磐越西線最大の人気撮影ポイントである山都の鉄橋で撮影する。 山陰本線の餘部の鉄橋無き今、日本一立派な鉄道橋ではないかexclamation & questionたらーっ(汗)


 大抵はこの山都の鉄橋で撮影すると終了だが今回は天気が良いので更に塩川まで追い掛けて行く。


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 塩川〜笈川の線路際に陣取る。 ここはやはり飯豊山をバックに列車を撮れる。 かなり遠くから撮影出来るので無駄にたくさんシャッターを切る事になる。


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 及川まで追い掛けて午前の撮影をやっと終了した。 そこから昼飯を食べに喜多方に向かう。 人気ラーメン屋の「はせ川」で昼飯のラーメンを食う。 もう二時に近い。 スープが無くなりそうだから終わりだと言われたがそこを何とか頼んで肉無しのかけラーメンを食べた。 肉の代わりに玉子を入れたがやはり玉子は肉の代わりにはならない。(笑)


 食い終わると午後の撮影である。 喜多方駅に近い舞台田の踏切で陣取る。 ここも田植えしたばかりの田んぼがあるので今だけ撮れる写真が望める。


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 待ち時間に普通列車を撮影する。 最初の撮影地よりも風が弱いからあわよくば田んぼの水鏡写真が望める。 背景は磐梯山も見える。 


 いよいよ午後の本番である。 ここでハプニング発生。 直前に線路際に乱入者が一名やって来た。 ここにいた数多くの撮り鉄が驚き且つ怒った。
 「そこはやめてくれ〜」「写っちゃうよ〜」と注意する声があちこちから上がった。 だが遠くから声を掛けるだけで直接本人に注意しに行く人はいない。 もう列車が喜多方に来ているのだ。 スタンバイし続けるしかない。 多分乱入者はそのタイミングを狙って乱入したのだろう。 確信犯である。
 列車の発車時刻が迫るにつれ注意の声が罵声に変わってきた。 そこにいた何十人もの撮り鉄が殺気立ってきた。 
 「どけexclamationこの野郎exclamation ×2」「聞こえてんだろexclamation無視するなexclamation ×2」「これだけの人が待っているんだぞexclamation迷惑かけるなexclamation ×2」「バカ野郎exclamation何考えているんだexclamation ×2」とだんだん罵声が酷くなり、とても書けないような罵りの言葉が飛び交う。 
 しかし乱入者は全く聞く耳持たず線路際に立ってみんなの邪魔をした。 いい神経している。 罵られるのも覚悟の上の確信犯である。 こう言う不埒な輩に何を言っても無駄だ。


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 ついに列車がやって来た。 現場にいた多くの人が乱入者諸共SLを撮影する。 そして乱入者は撮影が終わると大急ぎで現場から逃げ去った。 


 乱入者のせいで後味悪い結果となったが気を取り直して午後の追い掛けを始める。 


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 野沢〜上野尻で国道が磐越西線と交差する跨線橋がある。 そこからやって来るSLを撮影した。


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 次は日出谷駅からすぐの鉄橋で撮影する。 駅に近いから発車の煙が期待できるが、この日はすぐに息切れして煙が薄くなった。


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 五月末は日が長い。 普段は日出谷あたりで暗くなって撮影困難となるが、天気が良ければまだ撮れるので、さらに三川に向かい、駅の発車を撮影する。


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 まだまだ諦めない。 馬下で追いついたが構える間がなく去りゆく列車のサイドだけ撮影した。 列車が夕日に映えて輝いている。 このギラリと輝く車体をあえて狙う人も多い。


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 遂に日が暮れた。 最後は北五泉の田んぼで夕日の残照に照らされた去りゆくSLを撮影する。(笑)


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 撮影を終えた。 新潟まで追い掛けたので新潟の人気ラーメン屋で夕食にする。 


 天気に恵まれて最後まで撮影を続ける事が出来た。
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