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2015年05月24日20:43

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5月の定例研究会の案内

5月の定例研究会は下記の通りです。

■5月30日(土)
■午後6時〜9時。以降は、随時解散までオフ会を兼ねた二次会(こちらだけの参加も可)。
■前回に続き、三島由紀夫の精神上の師でもあった蓮田善明についての『東大陸』誌の拙論を読みます。テキストはコピーを用意(実費)。

※蓮田善明は終戦時に陸軍中尉として任務地のジョホールバールで自決しており、その国粋性は、しばしば比較される日本浪曼派の保田与重郎よりも強いとみなされますが、他面、蓮田は西欧文学への造詣も深く、それを踏まえているところに特徴があります。研究会では、正岡子規の古今和歌集批判に対する蓮田の古今肯定論や鴨長明論の戦後的可能性や、さらには他ではありえないと思われますが、1968年闘争の極左の革命論と蓮田の構造的接点について考えたいと思います。
※『東大陸』は、7月刊行の拙著でもとりあげている、日本における唯一の純正ファシストとも評された中野正剛の東方会の機関誌で、かつては花田清輝なども、その編集に従事していました。1990年に、東方会の要職にあり、戦後は福岡市長を勤めた進藤一馬や熊本県人吉市長を勤めた永田正義らの後見を得て正式に福岡で再刊されたもの。
※二次会は、研究会とは別に、思想から政治、文学、芸術その他、関心あるテーマについて随時、自由にみんなで話しています。
※参加者は、年齢的には、上は60代の元全共闘の世代から下は20代の現役学生まで幅広く、回によって異なりますが、元極左や現右翼をはじめ、大学教員、院生、学部生から芸術活動家、一般社会人まで様々です。
■味園ビル2F Torary Nand
※難波・千日前の、最近は「裏難波」とも形容される界隈にある、かつてはユニバースという日本最大級のキャバレーがあり、娯楽の殿堂とされ、今はサブカルの聖地ともされる味園ビルの2階で、両側に店舗の並ぶ廊下を突き当たり、左に曲がった処にTorary Nandがあります。研究会は無料ですが、場所を提供してくれるTorary Projectへのカンパを兼ねてワンドリンク制にしています。
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