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2015年05月24日19:02

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【旅行記】2015.4: バルト三国(リトアニア-ビリニュス-)

写真はこちら→
http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000095583594&owner_id=3688633

ここ最近秘境っぽい所への旅行が続いていましたが、そろそろヨーロッパかなーと思った&安いチケットが見つかったので、バルト三国(リトアニア・ラトビア(エストニア)+北欧2ヵ国(フィンランド・デンマーク)に行ってきました。ヨーロッパはスペイン以来、4年ぶりかな。

仕事の関係で月末は休めなくなってしまったので、今回はGWの始まりから1日おいてからの出発。1日ずらすだけで飛行機代が全然違います。休み「だけ」は多い工場勤務の私、今回は元々8連休(ー1)+有休2日間+土日で全11日間の行程。

昼過ぎ発のスカンジナビア航空(SAS)で、まずはコペンハーゲンへ。
しかしSAS、前評判通りヨーロッパの航空会社だと思うとイマイチでした。安いから仕方ないのだけどね。まずエンターテイメントがオンデマンドではない。つまり見たい映画を見たい時に見れないって事。あと食事も選べない。魚嫌いの私、帰国便で魚料理が出てげんなり。そして食事時以外、アルコールが有料。これは人によっては大きなマイナスになると思う。何より格安チケットだとANAマイルが付かなかったのも痛かった。

コペンハーゲンでの3時間の乗り継ぎを経て、1ヵ国目リトアニアの首都・ビリニュスに到着したのは、夜中の23時過ぎ。治安の良い国とはいえ、空港タクシーはボラれるという情報があり面倒なので宿に送迎を依頼。

ビリニュスの宿はこちら。
Come to Vilinus Hostel
http://cometovilnius.eu/en/go/prices-and-photos/
女子ドミトリー(相部屋)13ユーロ(1700 円位)
駅とバスターミナルに近く、旧市街の中心部へは徒歩10分弱。清潔でオーナー夫妻も親切。
本当はもっと安い所があったのだけど、送迎サービスが無かった。

翌日、朝食に宿の奥様が焼いてくれる美味しいパンケーキを頂いてから、観光開始。
バルト三国の首都は何処でもそうだったんだけど、観光の中心となる旧市街は比較的狭くて歩いて周れます。とは言え時間に余裕の無い私、先ずはトラム(路面電車)で旧市街の外れにある聖ぺテロ・パウロ教会へ。ここの教会はとにかく内装が凄かった。祭壇から天井まで漆喰の真っ白で細密な彫刻で飾られていて、圧巻。この旅で沢山の教会を見たけど、内装は一番最初に見たここが一番凄かったと思う。正直、ヨーロッパの教会って中はどこも同じ様な感じであまり見ると飽きるし、どれがどこだったかとても覚えられないのだけど、ここは印象に残ってます。

その後、中心部の市庁舎広場に向かって観光開始。見学した所を幾つか挙げると…

・ケディミアス塔…14世紀に城が築かれた場所、城は後に帝政ロシアに破壊されたが、見張り塔だけ残っている。小高い丘の上にあるから、眺めがとても良い。ちなみにケーブルカーは何故か動いてなかった。
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・ビリニュス大聖堂…13世紀に十字軍の弾圧から逃れ、キリスト教保護の為に王様が建てた教会。大聖堂というだけあり、中は広い。
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・聖アンナ教会…15世紀に建てられた。ゴシックの傑作と言われている教会。その美しさから、ナポレオンが持ち帰りたがったという逸話も。裏手にあるベルナルディン教会もセットで見学。
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・ビリニュス大学…中央ヨーロッパでも屈指の古さを誇る大学。キャンパス内部には、青を基調とした美しいフレスコ画が残されている。聖ヨハネ教会も併設。

他にも通りがかりの教会を幾つか。

ここでランチ。じゃがいもパンケーキ、ホクホクで美味しかった。

・聖テレサ教会…17世紀に建てられたバロック建築。何となくローマ帝国風。

・夜明けの門…城壁の中で唯一残っている門。中に小さな教会があり、地元の方々(?)が聖歌を合唱していた。この門の外にお土産屋の屋台が幾つかあり、2ユーロでリトアニアの名物・琥珀のチョーカーを購入。本物かどうかは、かなり怪しい。

・ハレス市場…旧市街から宿に戻る途中にあったので、立ち寄る。花屋がやたら多かった気がする。

やはり旧市街の観光は半日あれば大丈夫な感じでした。

午後からはトラカイという街へ。その前に駅で明日のシャウレイ行きの列車のチケットを購入。
トラカイはビリニュスからバスで30〜40分だったかな。
トラカイのバスターミナルからは左側に湖を見つつ、トラカイ城を目指して歩きます。とても気持ちのいい道。
ここトラカイは、14世紀にクリミア半島から移住したカライム人が住む街、道沿いにもカライム独特の建築様式で建てられた民家が見受けられた。途中、休憩がてらカライムの民族料理であるキビナイというパイを頂く。 イタリア料理のカルツォーネみたいなパイ。羊肉を使ってる割りには癖がなく食べやすかった。
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そしてやっとトラカイ城に到着、バスターミナルから30分位歩いた気がする。トラカイ城は古くは14世紀に建てられた城、その後、ドイツ騎士団やモスクワ公国(現ロシア)の攻撃を経て廃墟になっていたところを、第二次世界大戦後に修復した。 湖に浮かぶ島に建てられた、ドラクエ臭漂う城。4人位で縦に並んで入城したいところを、一人で。
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全体に石造りで、日本の城ていう天守閣に当たる建物は確か4階建だったかな。登れる様になっていて、各部屋には出土品や城の歴史を紹介したパネルが展示されていました。
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その後城の周りを一周したり、ぼーっと湖を眺めてみたりして、途中の見張り塔みたいな遺跡を見学しつつ、バスターミナルへ。帰りのバスは路線バスだったみたいで、1時間以上かかってビリニュスに到着。

もう19時過ぎなのに、まだまだ明るい。過去3回のヨーロッパ旅行はいづれも航空券が安い真冬だったので、白夜は初めての体験。日没は22時位で、21時位でも子供が外で遊んでいたりする。夜が明るいというのは本当にに妙な感覚で、最後まで私はこの白夜に慣れなかった。

夕食は再び旧市街まで出て、ガイドブックに載っているリトアニア料理のレストランへ。人気の店らしく、行列が出来ている。暫く並んでいると、後ろの方から「あら〜混んでるのね」という日本語。見るとうちの親位の御夫婦、「私、順番次なので、宜しければご一緒しませんか?」とお声がけさせて頂き、一緒に食事。聞けば、GWを利用してレンタカーで旅をしていて、今日はアウシュビッツ(ポーランド)を見学して、ワルシャワからビリニュスに飛行機で着いたばかりとの事。旦那様は元・バックパッカー。この世代の人達は海外旅行=ツアーが多いのに、カッコいいなあと思った。ちなみに日本人はビリニュスでもトラカイでも何組か見かけたけど、バルト三国最後まで団体ツアーには会わなかった。
3人なので色々食べる事が出来たが、代表的なのはシャルティボルシェチャイというショッキングピンクのスープとツペリナイというじゃがいも料理。ビーツを主体とした冷たいスープで、妙な酸味がある。ツペリナイは飛行船型のマッシュポテトで挽き肉を包んだ料理で、こちらは中々美味しかったが、いかんせん大きい。あともちろん地ビールも。海外に行くと、やたら酒飲みになるな。 お腹一杯になったので、宿に戻って就寝。
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翌朝、宿の奥様の「ロシア人のグループが、1泊の予定だったのにやっぱり2泊しますっていう手紙残して外出してしまった。今日も予約入ってるのに、どうしたらいいのか…」という愚痴を聞きつつ、パンケーキの朝食。 同宿の中国人男性が、本場の観音茶をご馳走してくれた。

本日は14時の列車で次の目的地・シャウレイに向かうが、それまで観光の続き。
またトラムに乗って、新市街にある杉原記念公園に行った。第二次世界大戦時に、ユダヤ人に日本行きのビザを発行して沢山の命を救った「日本のシンドラー」・杉原千畝を記念して作られた公園だ。桜が沢山植えられており、まだ辛うじて少し花が残っていた。宿の奥様によると、見頃は先週末で彼女も花見に行ったそうだ。杉原千畝については秋に彼を主人公とした映画が公開されるそうなので、見に行こうと思う。舞台となった旧日本領事館があるのはカウナスという街だが、時間に余裕がなくなるので行くのは諦めた。ただ、今は行けば良かったと後悔…。
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次にKGB博物館。KGBとは言わずと知れた旧ソ連の秘密警察だ。かつてKGBが置かれていた建物が、現在は博物館になっている。館内には、政治犯として強制収用された農民やパルチザン(反政府武装勢力)等についてのパネル展示や、ソ連時代の軍服や武器等が展示されていた。しかし「CODE NAME:○○」って、本当に使われてたんだなあと。しかしここの一番の見所は地下。実際にここでは政治犯の拷問や処刑が行われており、その舞台となった部屋が残されている。シャワー室や拷問部屋、シュレッダーされた秘密文書がそのまま保管されている部屋…あまり長居はしたくない、嫌な空気が漂っていた。
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KGB博物館を後にし、宿の方へ旧市街を歩き出す。
途中、ウジュピス共和国とやらに寄り道。1997年に勝手に共和国として独立したビリニュスの一角にある地区(もちろん国連非認証)。元々は芸術家が多く住む地区で治安も悪かったが、リトアニアの首相がここに住んだりで最近はそうでもないらしい。ウジュピスへは橋を渡って入国する。中心部には一応共和国憲法が、様々な言語に訳されて展示されていた(日本語なし)。
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街としては、旧市街と違いはあまり無く、言われてみれば芸術家好みのカフェやあまりメンテされてない建物が多いのかなといった程度。
再び旧市街を地図を見ずに歩く。趣きのある民家やかわいいお店を発見したり…どの国の旧市街もこの「あてのないそぞろ歩き」が、一番楽しかったかもしれない。
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宿で荷物をピックアップし、駅へ。列車に乗り込む前に明日のシャウレイからリガへのバスチケットをバス会社のオフィスで購入する。昨夜宿のwifiで調べたら、空きのある便が少なくなっていたのだ。こういう時、本当にスマホって便利だと思う。

リトアニア一つで纏めたかったのですが、長くなったので十字架の丘については別にします。
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