「から回り」

マスコミが騒ぎすぎなニュース1位
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=29&from=diary&id=3430658

1位 著名人の熱愛・結婚・不倫・離婚（250pt）
2位 政治家の「失言」（190pt）
3位 芸能人やスポーツ選手の「失言」（168pt）
4位 著名人のお家騒動（132pt）
5位 芸能人のブログやTwitterなどの「炎上事件」（85pt）
6位 著名人の懐事情や金銭問題（年収や借金など）（82pt）
7位 TV局・番組の視聴率の良し悪し（69pt）
8位 首相のプライベート（63pt）
9位 アップルの新製品（50pt）
10位 食品の異物混入事件（30p）
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まったく
世間はよく見ていると思う

しかし注意深く見ていくと
単にマスメディア発信で騒いでいるかどうか？というところで
その「ニュース」の胡散臭さが判るのではなかろうか

１位の「芸能人の熱愛・結婚・不倫・離婚」については
もう少し範囲を拡げるとそこらへんの胡散臭さが明らかになる

「出産・子育て」まで範囲を拡げると
この手の話題が
マスメディアから発信されているのではなく
芸能人側から出されていることが判る

つまりこれは「やらせ」である

そもそも
オトコであろうとオンナであろうと
そこそこの芸能人の場合
この手のハナシは「人気半減」の要因になる

正直
熱愛だの結婚なんて事実があったら
それを機に人気が高まるなんてことはない

しかし
それなのに公表するのはなぜか？

むろん理由は「ハッキリさせておきたい」からではない

ほかに理由があるはずだ

熱愛・結婚で人気を失うよりも
もっとヤバいことがあって
とりあえず熱愛や結婚で誤魔化すという作戦だ

それがなんであるかはこの際どーでもいい

実は「倒錯した嗜好」の持ち主だとか
そういうことなのかもしれないが
そんなのは熱愛や結婚と同じぐらい
他人にとってはどーでもいいのだ
本人が気にするほど
一般人は気にしていない

誰がＳＭ趣味だろうが淫乱だろうが同性愛者だろうが
そんなことはどーでもいい

しかし
そういうのは
少なくともスキャンダルとして扱われる

おかしなデブオヤジをテレビに出しているクセに
イケメン俳優がゲイだったなんて知れたら
人気は急落間違いない

それよりは
偽装だろうが仮面だろうが
熱愛や恋愛で少し人気を下げるほうがマシということだ

妊娠・出産・子育て・家事などをオンナの芸能人が発信するのは
それがビジネスとして成立するからだが
正直
そんな誰でもやってることを見せられてもウザいだけだ
けれど
いまのところそれぐらいしか能がないオンナ芸能人にとっては
それが商売の糸口だから
最大限フル活用しているに過ぎないのだ

面白くないお笑い芸人が
やたらと夫婦間のハナシをネタにしたりするのも
判りやすいがウザい

まぁ
面白くないのにお笑い芸人を続けているぐらいだから
そうとう鈍感なのだろうが
そういうことに気がつかない時点で
もはや相手にする価値などない

相手にしているのは
ネタがなくてクビになりかけの芸能記者だけだ



さて
こんなのはどうせ「芸能人発信」の話題だから
本当にどーでもいいのだが
問題なのは
２位の「政治家の失言」だ

失言には２種類ある

ひとつは本当にバカで
ろくな見識をもっていない政治家の失言で
こういうのは即刻辞職させるべきだ

まぁ最近では失言というほどでもないことも
失言扱いし
本物の失言を失言と扱わないようになってきているので
「失言とはなにか？」ということを考える必要もあるが

昭和の時代には
とんでもない失言をする政治家がいた
ところが
そういう政治家に限って
たいていはかなりマトモで
唐突で奇異な印象を受けたことがある

実は
これは政権や政党に対して匕首を突きつけるために
意図的に失言するといういわば自爆テロであった

まぁ
現在ではどーでもいいバカ発言を取り上げられて
すぐに謝罪する政治家ばかりだが
これはただ単にバカが政治家になっているというだけのハナシである

それはそれで
まいっちんぐなんだけど