佐野洋子の未発表作品が見つかって刊行された。『私の息子はサルだった』。
さて、図書館に申し込んでおこうか…。
彼女のは文句なしに楽しくおもしろい。こんな破天荒な友人と知り合いたかったな・・・
海堂尊『アクアブルーの神殿』・・・近未来SFというより、学園青春ものといった感じ。
書評で気になって借りたが
う〜〜ん、まあ、感じは悪くないかな…ま、1回、読めばいい本。
最近はあまり琴線に触れる読み物には当たっていない。…あんまり読んでいないのだな。
池澤夏樹の『アトミック・ボックス』はテンポが快くおもしろかった。女主人公が行動する人だから。
泳いだり、潜ったり、走ったり。…大人との対決も。
これを書いた人のオヤジ(福永武彦)のファンだったので、この人の真摯な姿勢は感慨深い。
・・・本はいい。
面白いのと、しみじみ心に響くのと、目からうろこのようにはらりと来るのと
…味わい深いのと
ま、いろいろあるが…つまらないのは、すぐ止めることにした。
ハウツー本は賞味期限が命。・・・読んでる先から古くなる。読み捨てるべきだし。
行き当たりばったり借りてくる本が多い。
新聞の書評欄はまあまあだが、出版社の広告には…宣伝に偽りあり。あまり本の面白さについては信用しない方がいいかも。
石井光太…『ちいさなかみさま』
…悲惨なルポものを多く書いてきた人だが、ここで少しほっとした。こんなのも書くんだ、と。
後味は悪くない。どこか、少し救われる。
下重暁子『家族という病』・・・読んでおくか。多少、気が重そうだが。
この人はどんな背景を持っていたのかな…
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