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2015年05月23日07:15

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古希記念の泊まりがけ高校同期会に

出席してきました。

同期350名(今は共学ですが、当時は男子のみでした)のうち、東京出稼ぎ組と田舎残留組から都合70人弱が集まりました。
呉越同舟というか、それぞれの人生の最終コーナーを迎えて、50数年の生き方の違いが、面白かったです。

面白いくらい、50年の歳月は、ヒトを変えないです(笑)

70歳の誕生日の1か月前にワタシが習い始めたノルディックウォーキングのポール(ストック)
を一本だけ、ストラップ無しで持ち歩いているヤツがいて。
世界を股にかけた一流商社マンの、なれの果てだそうですが(苦笑)

モノを知らない田舎者たちに、「リハビリなのか?」と聞かれて、「これは、スポーツだ!」と反論してましたが。
体型もヒドイし、ストラップはないし、一本だけでも、扱いはモテあましているし。
単なる「見栄」みたいで。
現代日本の老人文化の実相を、垣間見た思いでした(笑)

一方、高校時代、運動会のアトラクションの選択だったかで意見が違って以来、口を利いてなかった、田舎市長を16年勤めた男が、最終コーナーで、同じ志を目指していることを知って、驚きました。
「変人市長」とは聞いてましたが、津波の瓦礫を積み上げて堤防にして、その上に雑木林を植えるという作業を始めて、後継者に事業を託して、自分は現役を引いたそうで。

今後、機会があれば、一緒にやれることが、ありそうです。
互いに名前は意識しあいながら、敬遠しあっていただけに、うれしい再会でした。

中央官僚としては、審議官まで行きながら、政治家にならず、学者肌の変わり者だった男は、ヒゲなど蓄えて、嬉しそうに話しかけてきてました。

かつて、「国民のみなさが求めるので」と、ワタシに口走って、
「オレも国民だけど、そんなこと求めてないぞ」
と反論されて、何も言いえなくなった審議官でしたが(笑)
責任がなくなって、穏やかに話せるのが嬉しかったみたいです。

泊まりがけの宴会でしたので、「深酒早死に型」と、「半病人早寝型」と、大きく2分されました(笑)

ワタシは、ミミズ研究50年の大学教授とか、政権交代の引き金になった汚職事件の企業側秘書で、運が良いことにタッチの差で首になって、罪を追求されなかった男とか。
電力会社社長候補ながら、田舎に追いやられて、悠々自適のクズブリ生活を楽しんでいる男とか。
そんなのばっかりと、温泉でチャプチャプ・ワイワイやりながら、
「ミミズ男に、どうしたらノーベル賞を獲らせるか?」
とかを議論しながら、いつの間にか寝てました(笑)

漢方では、ミミズは何かの薬になったはずなんですが、モノ忘れが激しくなったわれわれは、そんなこともわすれてたくらいですから、ノーベル賞は、届きそうもないですね。
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