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2015年05月20日19:13

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「米軍、出て行け! 沖縄は日本の聖地ー日本が守る!」 なぜ、このように言えないんだ?!

 「人を頼るは、人にへつらう……、独立せよ!」 決して「この道」しか無い訳じゃなかろう?!


 日米による「沖縄戦」は、太平洋戦争(大東亜戦争)の末期、初めて「国内唯一の地上戦」と称される「白兵戦」が島民交えて行われた激戦地。尚も長く米国の占領下に置かれていた。

 72.沖縄の施政権返還の後も、この米軍・米軍基地は居座り続け沖縄に戦争の記憶と只今の現実を押し付けているのは本土民の私たちには理解しにくいことだ。この記事への「書き込み」を見ると翁長知事や島民の願いに対して全く理解を示していない。およそ「理解しても意味が無い」と切り捨て論・決めつけ論が量産されている。

 この「戦いの悲惨さ」を知ろうともしない若い世代が安倍政権の冨国強兵路線のちょうちん持ちをしている。このことには「時の人・某放送局会長」も手伝うのかして「終戦記念番組」が深夜に放送されなくなった。「政権」如何によって国民放送の内容も右傾化するのだから民放の右傾化もスポンサーの意向を重視することとなる。

 当時、両軍・島民をあわせて死者数は20万人と言われる。ガマで展開された掃討戦は終戦の日まで続いたという。実に「鉄の雨」が降り続いた。米軍フィルムの伝える戦況は、数年前には繰り返されていた「終戦記念番組」を見ていて、私に戦争の恐ろしさを脳裏に焼き付けてくれた。



 およそ「本土人・現代人」は戦争の「白兵戦」の恐ろしさを知らない。私もそうである。しかし、想像力はネトウヨ諸君以上にはある。よって「玉砕」の意味には顔を青くし震え上がるしかない。

 戦時スローガンの「一億玉砕!」「進め一億火の玉だ」などは、まさに「亡国の論理」と言える。「日本の一番長い日」ラジオより天皇陛下の玉音放送が無ければ、日本本土でも白兵戦が在ったかもしれない。「一死大罪を謝す」と阿南中将が切腹しなければ陸軍の兵隊たちは武器を捨てなかったかもしれない。

 また、この間「共産党員・無政府主義者・在日朝鮮人」たちへの逮捕・拷問・迫害・リンチが白昼堂々と行われ「言論統制」も徹底された。およそこのような「民主主義」の弾圧。封殺こそ軍部の「独断専行」を許し、日本滅亡の危機を迎えてしまったと言えるだろうか。

 そして沖縄はそのまま治外法権の下に置かれて「琉球政府樹立」なども言えぬまま、日本への「本土復帰」を言うしかなかった。「琉球処分」は文化的にも、そのように貫徹されてしまっていたのだ。そこに「不公平」すら在った事は言うまでもない。 

ここに見える罵詈雑言、一見政府寄りの提灯持ちのプロパガンダのように見えるが、これでは総理も政府も迷惑だろう。そこには地域住民への「対話・理解・思い遣りー民主主義」の片鱗も無い。

 また、驚くことに「日本の神道・天皇制・互いの歴史―文化」など、「何も知らない・知ろうとしない」ことさえ覗えてしまう。

 彼らは日本と沖縄の「神道」が、瓜二つのようにあることを「およそ知らない」のだろう。よって罵詈雑言を同朋に平気で投げつけることが出来てしまう。一度「日本人のDNAのY染色体」の分布を見てみると良い。

 以前「NHK・テンペスト」では薩摩と中国の狭間に立ち「琉球王国を守る」べく、仲間由紀恵さんが演じられた。郷土であれば「誰だって」郷土愛がある。これを見て日本と沖縄の「神道」が、瓜二つのようにあることが理解できないなら「何を見てたんだい」というしかない。

 しかるに沖縄の地域住民の活動に罵詈雑言を投げつける彼らには「その郷土愛」が理解できないようだ。逆を言えば、彼らの祖国愛・郷土愛とは、「彼らと同じ」程度なのだ。

「如何に考えるか無くして、如何に書くかはあり得ない」 全くその通り、彼らはその逆説をそのまま証明・体現しているのだろう。

 沖縄のアマミキヨ・タマガエ・オナリ、日本のカムロキ・カムロミ・ミコ・タマガエリには驚くほどの共通性がある。「私など」にとっては沖縄は聖地だ。ここに「米軍基地」の有りつづけることを「この頃・右翼・国士」は何故に怒りを覚えないのか……。不思議だね……。



 只今は中国の軍備拡張と覇権主義と南洋進出、また一帯一路・AIIB。北朝鮮の核開発とミサイル外交。中東、北アフリカの「ISIL・ボコハラム・タリバン」などなどと。日本に向けられた「脅威」は予断を許さない。

 しかし、ここで良く考えてみたい。「なぜ、沖縄に米軍基地があるのか、必要なのか」ということの、その前に「政治家は今まで何をしていたのだ」ということを。国連の機能しないことも問題だ。

 およそ一般世論もメディアも「北朝鮮の非道(日本人拉致)・中国の覇権行動・ゲリラは極悪非道」と決めつけ「テロより、ミサイルより日本人を守る→戦争を準備する・日米安保強化・軍事力の均衡と整合性」と話の進むことに誰も不思議を感じない。

 およそ「材料の全てをまな板の上に上げて」語ることもせず、「双方の言い分に耳を傾ける」こともなく、「メディアの流し続ける一方的な情報」を鵜呑みにして「中共・金王国・テロリスト―悪逆非道」とするのは、如何なものか。実に短絡的な発想で翁長知事をバッシングしている。それはひと昔前には考えられない「切れ方」をしている。幼児退行化現象を起こしたような「書き込み」だ。



例えばそれが中国や北朝鮮での「ミサイル戦」を想定するのであっても、それ以前の「外交」−国際政治の在り方や、「国際政治家の不在」などが問題なのではないか。これらは「以前に手を打つ」ことができるのではないか。それを誰も考えていないかのようだ。

 「以前より沖縄には基地がある」「戦勝国・国連の意向もある」「いまさら言うな」の既成事実の積み上げで「物事の判断」をしようとしている。それでは「民主主義」の意味がない。それなら「良きに、計らえ」で全て済んでしまうじゃないか。笑うしかない。

 私には、『我々日本人こそ、世界平和を築く中心勢力となるべきではなかろうか』というのがある。しかしこれは「丸腰になれ」と言うのではない。先に見た「危機」も「短絡分子ーゲリラ・ネオナチ」なども有るし、また「居る」のだから。私自身は「自衛隊は国防軍」としての持論を立てている。「専守防衛で良い」よって「米軍出て行け!」だ。

 よってそれは「問答無用」ではなく、それこそ「相手に語り掛ける」事より始まるのが「積極的平和主義・外交」だと思うので、これを一石として対話を続けていくのが良いと思う。結果は「話し合いの成果」として結実するだろう。



 それは「島民の立場に立って、物事を見てみる・考えてみる」ということ無しには為し得ないだろう。「決めつけ・切り捨て」で物事の解決すると思うのは「ネトウヨ・軍事オタク・カルト諸君」らの論議くらいなものだ。 



 それにしてもここの「つぶやき」や「日記」に見られる沖縄知事・県民の諸活動に向けられた罵詈雑言は酷すぎる。見ていて恥ずかしい!!








◆沖縄知事「政府は話し合いを」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3425387
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