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2015年05月19日04:00

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「平清盛VSポルポト」あるいは「四肢麻痺の金持ちVS腹ペコのホームレス」

まるで「出版物の広告」みたいな、というか正にソノモノ(笑)の記事?だが、、、ああ、ダ・ヴィンチか。


“お金持ち=幸せ”は本当なのか? 「日本人は、世界一、お金のことを知らない」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=140&from=diary&id=3422147

 『なぜ日本人は、こんなに働いているのにお金持ちになれないのか? 21世紀のつながり資本論』・・・ねえ(笑)。

書名を見ただけで、有限の人生の時間、まず、まず手を出して読もうとは思わない類の本である。
そんなもんより、素人でも理解できる日本中世史かキリスト教神学の良書を読む時間が欲しいもんである。意外に、日本中世史やキリスト教神学のほうが、よっぽどお金の意味を語ってくれたりするものだ。

チョコパイとマルボロ〜「平清盛VSポルポト」の5000年戦争(その1)
http://nationoflequio.hatenablog.com/entry/2014/11/06/230245

妖怪ウォッチとアベノミクス〜「平清盛VSポルポト」の5000年戦争(その2)
http://nationoflequio.hatenablog.com/entry/2014/11/06/230359


「お金を稼ぐために働くのではなく、他者との信頼関係を築くために働き、自らを成長させ、結果としてお金が稼げるようになる」・・・もういい加減勘弁して欲しい(笑)。

ゼニの話をするときに、「自らの成長」とか「他人との信頼」とかゲロはきそうな甘言を弄するヤツは、すでに金持ちか、つらい現実から逃避しているか、なにか不要なモノを押し売りしようとしているセールスマンか、のいずれかだ。

著者の「元・大手証券会社の証券マン」がどれに該当するかは知らないが、
ゼニの話で成長だの信頼だの言いたいのなら、紙に印刷して書店に置いてカネで売るのは止めて、内容をネットの無料公開すればいいのだ。もちろん儲からないけど(笑)。理屈の上ではそれで問題ないし、より効果的である。

「日本人は、世界一、お金のことを知らない」・・・なワケねえじゃん。
世界的にも日本人はお金のことを知ってるほうだ。すくなくとも後進民族の琉球人よりは知っている
だいたい世界一ってさ、貨幣自体を使用せずに何万年も生きてきたニューギニアやアフリカ奥地のボンゴ・ボンゴ族(仮称)に比べても、江戸時代に世界初の先物取引を始めた日本人がゼニに無知だとでもいうつもりか?


“お金持ち=幸せ”は本当なのか?・・・そんなわけ無いことは、ちょっと考えれば判る。

金だけはたくさん持ってるが、目が見えない人、耳が聞こえない人、手や足を失った人、自力で歩けない人、肝臓が満足に機能しない人、痴呆症でどんどん記憶を失っていく人、寝たきりの人たちと、

サイフは空っぽ、服は買えないし、ディナーは牛丼だけど、目も見えるし、耳も聞こえるし、手も足も動くし、走れるし、他人の顔の見分けが付くし、昨日の晩飯をまだ覚えているし、馬鹿のせいか風邪一つひかない、ムダに健康なホームレス。

あなたはどっちに憧れるだろうか?

医学が格段に進歩して、人間の健康を、手足や大脳の機能を含めて、いくらでも回復できる時代が来るまで、人間がカネだけで幸せになれるわけがないのだ。


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