mixiユーザー(id:34157963)

2015年05月19日00:04

280 view

『白銀のソードブレイカーIV ―剣の絆、血の絆―』

松山剛 先生が贈る血と剣の絆の物語。第4巻は“デュランダル”との決戦を通じて聖剣に
まつわる謎が次々と明らかになる中、“エリザ”と“レベンス”に決断の時が迫ります。
(イラスト/ファルまろ 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-865137-0/


“ヴァリエガータ”の見識や“サンデリアーナ”の調査から“デュランダル”と“剣魔”
への対応策が決定。「終わりが近いのだ」とどこからとも無く聞こえる声の正体も判明。
世界そのものを超えて戦うことになる“エリザ”や“レベンス”の緊張はいかばかりか。

などと言及する内から“エリザ”と“レベンス”の距離感は一気に近くなり、開き直った
彼女の可愛らしさが顕著に見られます。そんな彼女が繰り広げる激戦もそうですが、その
果てに“レベンス”の終わりと向き合わなければならない宿命の局面にもぜひご注目を。

要所で“ヴァリエガータ”が“レベンス”の心の支えになっていた、と感じられる場面が
あって実に良いキャラクターでありました。MVP級です。初のシリーズもの、ということで
最後まで気にかけながら楽しく読ませて頂きました。無事の完結をお祝い申し上げます。


0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する