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2015年05月16日01:57

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『魔法科高校の劣等生(16) 四葉継承編』

佐島勤 先生が贈る大人気シリーズ。第16巻は“深雪”が四葉家次期当主を担う事で“達也”
の立場が上がる点を危惧する勢力の妨害に加え、婚約者の宣告に衝撃が走る展開の連続です。
(イラスト/石田可奈 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-865116-5/


表紙力が高い。帯にもあるとおり“真夜”の発言によって“深雪”が葛藤する様子が印象に
残ります。“達也”も驚いたのは言うまでもありませんが、冷静に追求して発言の真意を
引き出したのは流石。彼女にとって未来への好材料になりそうな雰囲気なのが良かった。

“深雪”が「慶春会」で当主指名されるのを阻止する理由として槍玉にあげられた“達也”。
彼女に焦点を当てつつも彼に対する重めな背景も垣間見ることが出来ましたのでその点に
おいても注目に値する話の内容でございました。相変わらずお兄様、容赦がありませんな。

そしてさりげなく新しい魔法を疲労することも忘れない“達也”。軽々と周囲を圧倒して
いくその姿、久々に穏やかな気持ちで「流石です」と言いたくなりました。次巻予告が
これまた気になる内容で今巻同様、期待感を込めつつ次巻の刊行を待ちたいと思います。


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