(えっ? こんな偉い人まで謙虚なのか・・・・)
芸能界・上場企業の経営者など、
高い地位にある方たちを取材した結果、
驚いた上阪さん。
―でも、中には傲慢な人もいるはず。
確かに例外もなかったわけではありません。
ただ、そういう人は長く高い地位に留まれなかった。
「だから、私は謙虚であることも、
成功するための重要な条件ではないかと
思うようになったのです」
“日本人で最も出世した男”
とまで言われている外資系企業のトップを
取材したとき、謙虚である理由を尋ねたところー
「弊社の風土が謙虚だからでしょう。
問われているのは、知識の有無ではなく、
それをもとにどう決定し、行動するか。
周りから学ぶ謙虚さが必要でした」
つまり、謙虚であることは成功モデルであると、
トップが認識していたからこそ、
社員も自然と謙虚になったと言います。
―ただ、地位が上がるほど、
誘惑も大きくなりますよね。
周りからチヤホヤされ、
お金も自由も増え・・。
それでも、謙虚さを保ち続けるのが、
成功者としての器かもしれません。
出典:『成功者3000人の言葉』(上阪徹、飛鳥新社、pp.158-159、p.33)
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