ある意味凄い発想だ、「適切な政治的判断」がつくと解釈したから選挙年齢18歳引き下げをやったのだろう、それで「高校生の政治活動は適切に」っていうのは明らかな矛盾だ、要は自民党に投票すること以外はやるなと言ってるようなもの、露骨な「選挙制度『改革』」の本音を表している。
私の大学生時代は特に優秀な高校生も(坂本龍一など代表的)反戦運動に参加していた、そうなることこそ本来望ましいと私は思う。
実際そこまでいかなくとも高校生には労基法等を教え、ブラック企業問題等を考えさせる教育こそ私は必要だと思っている、それが政治の結果であることを自覚させることこそ必要な教育だと元担当者として思っている。
■「高校生の政治活動は適切に」 自民指針案に異論相次ぐ
(朝日新聞デジタル - 05月13日 17:26)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3414542
(記事)
「校外の政治・選挙活動は、高校生の本分をわきまえつつ実施する」――。12日に開かれた選挙権年齢に関するプロジェクトチーム(PT)で、自民党の船田元座長が選挙権年齢の18歳引き下げにあわせて独自の指針案を示したところ、各党から異論が相次いだ。
未成年の政治活動については、学生運動が盛んだった1969年、当時の文部省が「国家・社会としては未成年者が政治的活動を行うことを期待していない」との通知を出し、現在も効力があるとされる。船田氏の指針案はこの通知を緩和する狙いがあり「校内での有権者たる生徒の政治・選挙活動は適切でなければならない」との案も示した。
それに対して、公明党などが「何が『適切』なのか分からない」「高校生の『本分』があいまいすぎる」と指摘。選挙権年齢を18歳に引き下げることに合わせて、新しく何らかの指針をつくることを含めて、各党で改めて協議することになった。(安倍龍太郎)
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