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2015年05月09日01:55

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素晴らしい経営者様のブログ でもこの人の元では働きたくない

以前にも紹介した事がありますが、私がとても参考にさせて頂いているブログがあります。
この社長さんの元では働きたく無いが、仰られている事はとても共感する事が多い。
スタッフさん向けのブログですが、非公開では無いので誰でも閲覧可能です。
ないがしろにされやすい事や、接客・営業力などについてとても真面目に書かれています。
http://meloworks.exblog.jp/



もの凄く素晴らしい経営者様だと私は思っています。

さて。
ならば、なぜこの社長さんの元で働きたくないのか?

唯一相容れない点、それはワンオペ店舗が多い事なのです。
(→ ワンオペレーション店舗/一人勤務の店舗)
カラオケが大好きな私としては、自分が利用客の場合嫌なんですよね。
店員に余裕が無い店って。
確かにこの会社の店舗は、どこも笑顔がとても素敵で、スタッフの質も良い。
地域密着しており、地元での支持もある。
お手本の様な経営です。
正直あれほど良い経営状態を確立維持するのはなかなかハードルが高いと思います。


(なお、風呂敷を広げすぎると、私の能力では収集がつかなくなるので、とりあえずカラオケ店の話に限定させて頂きましょう。)


店舗運営する上で大事なのは収入と支出、健全な売上確保。
最も重要な事です。
店内の清掃も行き届いており、スタッフの質も良く、笑顔で常に接してくれて客としては気持ちよく利用できる。
スタッフが社員は当然ながら、アルバイトまで意識が高い。
素晴らしいです。

でも、落ち着かないんですよね。
店員さんが一人で駆けずり回っているカラオケ店って。
そういうワンオペレーションのお店は嫌いというか苦手なのです。

地域密着型だけに、自分自身もかなりのリピーターになる訳です。
そうすると、スタッフさんも大体顔見知りになる。
そのスタッフさん達が、あまりにも過酷な労働をしながら、笑顔を絞り出している様にしか見えなくなってしまうんです。
なんと言いますか。
そのお店に行くと、心苦しいんです。
スタッフさんに辛い思いをさせてまで利用したくないと感じてしまうんですね。
そう感じさせてしまう体制ってどう思いますか?

一人で店舗や施設を回さないと行けないという事態は、私自身様々な職種で経験して来ました。
先程書きました様に、大事なのは運営し続けていく事、その為には健全な売上を確保し続ける事。
だからこそ最も経費を圧迫する人件費を抑えて運営していく。
理屈は嫌という程分かってはいます。
他業種ではありますが、かつて自身でも数カ所で店舗を運営していた訳ですし。
ただ、働く側と利用する側では捉え方に大きな隔たりがあるのも事実でしょう。

自分が利用したくないと思う店舗や会社では、働きたいとは思いません。
考え方は様々だと思います。
あくまでも私個人としての考え方ですので。


「2は同時に別の流れを産めるが、1は加速する以外別の流れを同時に産む事は絶対に出来ない」
これは私の経験からの答えです。


ワンオペレーションの利点も当然あります。むしろ、最適の場合も多いでしょう。
ですが、私の考えは違います。
サービス業、特に長時間滞在するタイプのカラオケ店においてスタッフに余裕のない店舗は健全とは言い難い。

・絶対に何処かに無理が掛かります。

・絶対に誰かに負荷がかかっています。

・アクシデントが発生しても交代要員はいません。

この三点の内、一つでも該当する事案ある場合は修正・調整を行わなくてはならないのです。
トイレに行っているだとか、急遽買い出しに出るだとか、突然の忌引きだとか、そういう突発的な一時的な事態は仕方有りませんが、
常時一人で店舗を回すという経営のやり方は私は認める訳にはいきません。
個々のスタッフの質を上げるのは店長や責任者の仕事ですが、環境を整備維持し続けるのも店長や責任者の仕事であるべきです。
薄利多売・激安超特価・地域最安値といったワードは実は苦手です。
提供するサービスに見合う、正当な対価を頂くのが本来の正常な経営です。
安価でサービスを提供する事自体が、自分たちのサービスの安売りだけでなく、品位すら落としているのではないでしょうか。
そりゃあ、安ければ集客はすすめられます。
アタリマエです。
特別な時に切り札で使うのであれば、まだ分かります。
常時特別価格?
無理が出ない訳が無い。そもそもおかしいのです。
安すぎる店舗にはそれなりのカラクリが必ずあります。
真っ当な仕掛けがあるならまだわかりますが。

話を戻しますが、二人以上の配置は、スタッフが遊んだり、油断や甘え、隙が多くなりがちです。
心の弱い人間の方が多いでしょう。
大手で、ろくでもないスタッフが遊びほうけている複数名オペレーションのカラオケ店舗も確かにありました。
ですがスタッフは指導教育でいくらでも方向性を変えられます。
そういう状態を把握しておらず、カラオケ店としての質が悪いのは、管理者の努力不足だったり、指導を面倒くさがったりと、責任者の怠慢の方が多いと思っています。
それでも修正がきかない、どうしようもない酷いスタッフなら、その時はやむを得ず去って頂くしかありませんが。


いつか再び店舗もしくは施設責任者になるつもりです。
その時に、この社長さんの言っている事を肝に命じつつ、必ず複数名でのオペレーションを行う店舗でありたいと思っております。
行動を複数産める態勢。
その上で、意識が高く、知識や経験もあり、素敵な笑顔と最高のおもてなしが出来るスタッフ。
そういう面子で開店したいものです。


まだ先の事ですが、大きな目標なのです。
そんな事を今日は考えてみました。
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