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2015年05月09日00:44

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『落ちてきた龍王と滅びゆく魔女の国VII』

舞阪洸 先生が贈る戦乱無双ファンタジー。第7巻はレンスールの街に魔女の商館を建てた
矢先にカサンドラ王国を旧教会が討伐すると聞き、“ナーガ”や魔女たちが加勢します。
(イラスト:よう太 先生)

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/book_detail/1308


レンスールの街を実質的に治める五会頭の筆頭“カッシゥス”との交渉も危なげなくこなし
ますます賞賛の目を集める“ナーガ”。“ヴィータ”に揶揄される“レラ”のように受ける
好意も鰻のぼりな彼がいよいよ「魔女の国」建国の足掛かりを掴んだ所での旧教会勢登場。

それも、進軍した跡には草木も残さないと噂される残虐非道ぶりで有名な最凶の第七旅団。
恐れをなしたカサンドラ王国側はあっさりと魔女の国との共闘に合意するも戦力差は歴然。
魔女の面々の力を借り、限界まで情報収集に徹した“ナーガ”が立てた策が功を奏します。

人と魔女が協力関係を結ばなければ生き残れない、という切羽詰った逆境だからこそ両者の
溝が埋まっていく過程に熱を帯びる感触を味わいつつ、激闘ゆえに出した犠牲が大きい今回
の戦果と戦禍。それでも前へ進む“ナーガ”に訪れる変化を気にしながら物語は続きます。


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