テレビである職人さんの話をしていた。お弟子さんもたくさんいらっしゃる人だった。
最後に定番のインタビュー。
「あなたにとってお仕事とは・・・」
職人さんは、大きな声で即答した。
「金儲けだね!!」
そうだ、仕事は金もうけなのだ。
「仕事に夢を持て」などというやつは、裕福な人間のたわごとだ。
夢で腹はいっぱいにならない。家族のため、男は夢などという言葉を封印して働くしかないのである。
だから僕は面接で必ず聞く。
「希望の給料もらえなかったらどうします?」
「この仕事をやるのが夢なので、大丈夫です。」
僕はそんなことをいう奴は信用しない。だって、自分の夢をかなえるためなら、収入減ってもいいって平気で言っちゃう人でしょ。あんたの夢に付き合わされる家族はかわいそうだよねって。
それよりも、家族のために会社にしがみついてる人の方が信用できる。だって、そんな人は会社辞めないもんね。必死に働くもんね。
僕の周りにはそんな人がいっぱいいる。
「枕営業」
○○ハラと騒ぎ立てるバカ者が多い中で、そんな言葉は死語かもしれないが、
それくらい必死に仕事にむかう若者っていなくなったな。
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