『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術２』

福田直叶 先生によるコミカライズを早々に決めた、むらさきゆきや 先生の異世界冒険譚。
第２巻は“シェラ”を巡りエルフの王国と一触即発な状況に“ディアヴロ”が応対します。
（イラスト：鶴崎貴大 先生）

【 http://lanove.kodansha.co.jp/?id=9818/40709#40954 】


「あとがき」を見る限りでは結構な好評ぶりのようで、一読者としてはまことに嬉しい話。
『生徒会探偵キリカたちの日常』の漫画を担当されていて「講談社ラノベ文庫」とも縁の
ある 福田直叶 先生の絵柄を見た感じでは大丈夫そう。合わせて期待したいところです。

さて本編は回避策の浮かばない“ディアヴロ”の前に“キイラ”王子が乗り込んできての
直接交渉。《隷従の首輪》の話を聞いておとなしく引き下がったかと思いきや外道の数々
を見せつける王子の言動にご注目。シチュエーション的には大好物なんですわコレがまた。

《隷従の首輪》と似た《奴隷の首輪》から外すための解決策を探りつつ、えちぃシーンに
何度も直面する“ディアヴロ”さんマジ羨ましい。騒動は思いも寄らない方向に解決する
だけでなく予想外の人物が暗躍中だと判明し、急展開を予感させつつ注目度が高まります。