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2015年05月05日20:29

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社会が変わる時が来そうです

世界中で貧富の格差が拡大し、国民の怒りが激しさを増しています。国の借金は増え続けています。アメリカでは暴動が多発しています。ギリシャはデフォルト直前です。雇用形態が悪化し、失業者も増え続けています。

国民の収入は減っています。通貨が暴落して物価が上がる可能性もあります。国民の怒りが何時、爆発するか分かりません。古い社会が全ての面から壊れています。新しい社会に移さねばならない時がきているのだと思います。

人間は生活(消費)するために生活物資を生産してきました。ところが現代の貧困は生活物資が余る為に起きています。生活物資が売れ残るために労働者が仕事を失って生活(消費)できないと言う貧困に引き込まれるのです。

何故、こんな矛盾が起きるのか?生産の目的が人間の生活(消費)のためではないからです。今の社会では投資しなければ競争に負けます。投資すれば金利も含んだ利益を上げなければ倒産します。企業は利益のために生産(努力)しているのです。

だが生産者(労働者)がいなくなれば資本家も生活できないのです。人間は生活物資の生産によって生きているからです。この究極的な矛盾について、労働者だけでなく資本家も考える時が来ているのです。

多国籍資本家の息子・エンゲルスはこのことに気づきました。そして未来の社会まで予測しています。だが彼は「その時が来れば労働者も資本家もどうすべきか、知るだろう」と次世代の人間が解決する課題だと述べています。

当然です。時代は進化し、問題がますます鮮明になってくるからです。変える必要があるのは生産する目的です。資本家の利益のためでなく、人間全体の生活の向上を目的にした人間全体による生産に変えることです。

社会は生産、分配、交換によって成り立っています。この生産、分配、交換方法を話し合って民主的に決めるのです。具体的には、分業化された仕事の運営はその仕事に携わる者で話し合う。分業間の話し合いは産別の代表者同士で話し合う仕組みです。

こうした仕組み自体を話し合う国の組織も必要かも知れません。大まかですが、改革実行しながら改善していけば良いと思っています。

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