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2015年05月05日01:21

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『吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(4)』

野村美月 先生が贈るドラマティック青春ノベル。第4巻は“詩也”から距離を置かれた
“綾音”が動揺したまま臨む劇は現状を映すかのようで芝居が出来ずピンチを迎えます。
(イラスト:竹岡美穂 先生)

http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/08shinkan/08shinkan.html#_02


まず「あとがき」の内容が気になりすぎて恐いと言いますか、野村 先生におかれましては
くれぐれもご自愛専一にてお願い申し上げます。脱稿済みの作品の多さにも驚愕ですが。
「ファミ通文庫」編集部の皆さまもよろしくお願いしますね、ということで。ホントに。

さて今回の題材は「エロスとプシケー」。方針の相違から「デネブ」を脱退した“カレナ”
を“いち子”が引き取り、絶妙(苦笑)な配役を割り当てるも“綾音”が本調子でない為
練習にも身が入らない。“雫”も横槍を入れてきて“詩也”としては色々と悩ましい限り。

帯にあるとおり、“詩也”の秘密を知り、全てを受け入れることで立ち直った“綾音”が
劇の内容と自分たちの想いを重ねることで一気に心の距離感を詰めていく展開が熱いです。
二人だけではなく周囲の人々にも覚悟が求められる中、話がどう続いていくのか注目です。


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