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2015年05月04日16:48

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横浜リボン2015GW〜感想記

藤本つかさは、アイスリボンのエースであり、取締役であり、お母さんなのである。

若いレスラーが多いアイスリボン。彼女達の進路まで神経を使う藤本には、本当に頭が下がる。私なんか思うのは、こんなお転婆共の親なんか、御免こうむりたい。

思い出すのは、キッズレスラー中心の六人タッグを高橋奈苗が裁いた事があったが、大変そうだった。奈苗は叫んだものだ。「言う事聞け〜」

第一試合、優華復帰戦。彼女の親は、こう言ったそうだ。「プロレスか学校か。どちらか一つを取りなさい」藤本は、事前に聞いていたら猛反対したそうだが。  うん、高校程度の知識と高校の時の友は後で、身を助けてくれるからね。  大検を目指す事で折り合いを付けたそうだが、この試合、藤本に対して、プロレスラーになると言う覚悟を示す戦いとなる。

雪妃も復帰戦。よく見れば、彼女の経歴も異色。フェリス出て、金融機関なんて、まさにお嬢さんルート。それをうっちゃってアイスリボンである。天才肌であり、ルックスがいい事は認めるが、私はまだプロレスラーの覚悟と言うものを見せて貰ってない。そうか、今日の裏テーマはプロレスラーの覚悟なのか。

その視点で見ても、セミは、元ドットスタップが袂を分かちのデスマッチ。メインはキッズ卒業と共にインフィニティのチャンピオンとなったくるみが外敵であり、何気に同期の下野を迎えてのタイトルマッチ。メインは、どっかんどっかんの清々しい試合になりそうだが、プロレスラーとしての覚悟と言う裏テーマで、試合を見て行きたい。


ここまでが試合開始前に書いた文章。これから試合毎の感想だが、経緯を記さないので詳細は公式を見て頂くようお願いしたい。



まずはくるみが柊(ひいらぎ)くるみへの改名を発表。災いを幸せと言ったのはくるみらしい御愛嬌。災い払うアイスリボンの大黒柱になって欲しい。

第一試合
○藤本つかさ(極楽固め)優華×

動きとかパフォーマンスとか、休む前のものはあった。しかし、少々固かったか。しょうがないとは思うが。
しかし、覚悟とか、決意とか。そんな感じのものは見られなかった。その辺りが藤本の「何、ギブアップしてるんだよ」の発言になったと思う。
しかし、アイスリボンのお母さんからの、プロレスラー専業のプレゼント。6/24後楽園カード優華対豊田真奈美

第二試合
○希月あおい&235&雪妃真矢(旋回式ダイビングボディープレス)真琴&松本都×&藤田あかね

二三年前に、アイスリボンの六人タッグは面白いとの評判があったが、この試合は面白かった。各人、やりたい事をスムーズにスピーディーに見せれば面白いのは当たり前。しかし、それが難しいのだ。

雪妃も中々の動き。これから精進してもらいたい。怪我は本人の不注意。それも含めて。

第三試合
○紫雷美央(エビ固め)宮城もち×
※丸め込みを切り返す

リボンタッグ前哨戦第一戦。柔よく剛を制す。まさに美央のベストゲーム。もちも中々いい動きだったが、丸めこみ合戦は分は悪い。

第四試合
×つくし(スモーラリアット)星ハム子○

そして、剛で制して見せたハム子。長い間の精進が実を結び、相当の実力を秘めたハム子。まずはリボンタッグだが、シングルでも伸していってほしい。

第五試合トライアングルリボン選手権
○新田猫子(ネ・コヒストラル)ジ・ウインガー×
※もう一人は弓李

ウィンガ―が実に上手く、間がいいボケをかましてくれて、実にいい息抜きに。これ、一連の興業の流れには重要。
ついに、猫子さん年末での引退を発表。盟友メアリが引退した時から、覚悟はあったが、やはり寂しい。とりあえず最期の兼業レスラー。本人もやりたい事は一杯あると言っていた。
とりあえず、10/18岐阜リボンが決定との事だが、濃密な半年を過ごして欲しいと思う。

第六試合セミファイナル
×世羅りさ&星野勘九郎&稲葉雅人(椅子の上へのユルネバ)成宮真希○&宮本裕向&木高イサミ

ハードコアマッチと言うより、ドットスタップ精算試合のような試合に。成宮はすっきりしたようだが、世羅は、まったく納得しておらず、6/24後楽園での蛍光灯デスマッチをぶちあげる。
世羅と、成宮の覚悟は見せてもらったが、この上は必要か。その是非共々、試合までゴタゴタしそうだが、この一連の流れもアイスリボンである。

しかし、世羅は後楽園もレディースみたいな格好をするんだろうか。意外に似合っていたが。まあ、トンパチ娘。星野も稲葉も「姉さんに付いて行きます」って言ってたし、何か実現しそうな感じだ。

第七試合メインイベントICE×∞選手権
○柊くるみ(ナッツクラッカー)下野佐和子×

パワーで攻め込む下野。パワーにはパワー。力で押し切ったくるみ。実に見応えある試合。くるみの次の展開は、どうなるか。同期同期と来たからには、格上に行くのか。それとも若手にチャンスを与えるか。
堂々とした試合運び、堂々としたマイク。高校一年にして大黒柱だが、これから苦しい時期もあるだろう。その時、彼女の覚悟と決意が問われると思う。

何にしても、アイスリボン今年は大幅に後楽園興業を増やし、あまつさえ2016/5/4アイスリボン横浜文体大会を発表した。秋には美央、年末には猫子の引退も控える。立ち止まっている暇はない。
とりあえず、優華、雪妃、あかね、弓李の誰が出てくるかだろう。六月七月の後楽園に向けて目が離せない。



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