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2015年05月03日01:29

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欧州移籍に思うこと

武藤にマインツがオファー チェルシー回答期限迫る
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=3398018

日本代表の弱点は、球際の寄せが甘く、縦への意識に乏しい事だ。
これは最近に始まった事ではなく、ずっと昔から同じ事を言われている。
欧州でプレーする選手が増えれば、本場のぶつかり合いを日常的に
経験している選手が増えれば、こうした弱点はいずれ克服される・・・
とずっと思っていた。

しかしハリルが指摘したように、ブラジルW杯のコートジボワール戦では
その「寄せの甘さ」「チェックの緩さ」で2失点し、縦への意識の無さで敗北した。
インテルの長友、マンUの香川をはじめとする、錚々たる
欧州組を揃えた日本代表は、昔と変わらない理由で
欧州にも、南米にも、アフリカにさえも勝てずにグループリーグで敗退した。

これは一体どういう事か?欧州移籍って本当に意味あるのか?
あるのだとしたら、カズがイタリアに行ってから20年以上経っても、
何故同じ理由で負けるのか。色々と理由は思い当たるが
そんな事を考えるよりも、Jリーグを強くする方がもしかしたら
効果的で、早く世界トップレベルに近づけるかもしれない。

欧州でプレーするのはもちろんいいけど、「何がなんでも欧州で」
と言う松井大輔的な考えだと、結局は実戦経験を逃して
代表には何も還元できない。それどころか呼ばれない。

欧州とアジアの差は、集約すればフィジカル面よりも
メンタル面の違いであり、それはJリーグで鍛える事は十分可能だ。
Jリーグのプレーが今よりもっと厳しくなり、ACLにも力を入れて
カレンダーを修正し、選手個々がもっとガツガツやればいい。
日本サッカーにとっての底上げにもなる。

Jを盛り上げる為にはスターが必要であり、今のようにポンポンと
スターが出て行く状況では、負のスパイラルは止まらない。
使えない外国人を呼ぶぐらいなら、その金を自分のチームの
日本人スター選手に費やすべきだ。

日本のサッカーシーンでは代表人気が完全に先行しており
これはもう覆しようもない。ならばこそ、自前のスターを大事にして
「ここに残ってもいい」と思えるような待遇を与えるべきだ。
財政的にも、選手の移籍に対して支払われる金が余りに少ない。
「選手数」では貿易黒字なのに、広告効果や集客力を含めた
様々な「価値」の面では完全に赤字だろう。

「欧州に学べ」も大切だが、「自分達が強くなる」と言う発想が
これからの日本サッカー界には必要なんじゃないだろうか。
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