mixiユーザー(id:14268580)

2015年05月02日12:55

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NCフライス盤で 初めての六面加工

若い子にNCフライス盤で六面加工を教えていて
想定外のことが多くて 説明するには時間が足りなくて 

45Cの 黒皮材 を使うことが多くて ノコ盤での切断材でフェイスミルで実習



早送りモードと 切削送りモードを間違えていることがあるので怖いなと

加工後主軸を上方に逃がすときに 送り方向を間違えて 主軸を下げることがあるので怖いなと

ハンドルで動かすときに 送り方向を確かめるために初めはゆっくり回すものだけど いきなり早く回すので怖いなと

材料によっては平行でない物もあるので 捨て削りが必要な場合も。  捨て削りを行う面の見極めを教えるのが面倒で

バイスでクランプしたときに 動かないかプラハンで横からたたいて確認することを教えたら 毎回プラハンでたたいて そのまま加工していて。   たたいて動かなかったら一度緩めて再度クランプして加工するものだけど。  0.03動いているかもしれないから

細長いワークを横にしてクランプすると重切削できるけど
立ててクランプすると口金よりはるかに高くなって 加工中に倒れやすくなるかと
X軸を移動させて切削した方がワークは倒れにくいと
Ý軸を移動させて切削するとワークが倒れてバキッとなって 怖いなと
横にしてエンドミルで長手方向を削った方が良いかも


2面目と3面目は丸棒で押さえるのだけれど4面目も丸棒で押さえていたりして

丸棒をクランプ部分のほぼ中央にするのが基本かと  でも 上の方に丸棒をもってきたりして

丸棒で押さえる場合 左右の厚みが違うと加工時に吹っ飛ぶことも
この場合 短い丸棒でワークの中央部をクランプすればよいかと

一面目を加工して 二面目を加工するときに出来るだけ深くクランプした方が直角度が精度よく出るけど なぜが浅くクランプしていて。
棒で押さえても浅くクランプすると 直角度が50ミリに対して0.005以下には出ないかも

ウエスできれいに拭かないから左右で0.02厚みが違っていたりして  0.02違っていたらいけないのか聞かれたら何て答えてよいのか困ったふくです

バリ 切り粉で0.2浮き上がっていて加工して 厚みが違って それをクランプして他の面を加工していたらワークが吹っ飛んだことも。

バリ取り時にカエリが出て バイスにのせたときにカエリの分だけ浮いていたりして
プラハンでたたいてカエリをつぶすのもありだけど バイスがかわいそうでプラハン禁止にしているふくです

バイスに敷き板(パラレル)をのせて その上に材料のせて ワークをプラハンでぶったたいて
敷き板が動かないことを確認してから加工する人がいるけど ふくはプラハンでたたかないです
バリを取って きれいに拭いてのせればたたかなくても 浮き上がりはないから。

加工時に (素材の厚み-図面寸法)÷2 削って
ワークをひっくり返して 削り代ー仕上げ代 削って寸法測定して
仕上げ切削するんだけど 計算間違えて削り過ぎる場合もあるかと

ワークの幅が薄いとパラレルの厚みの方が厚い場合もあるかと
この場合パラレルをクランプしているから加工開始時に吹っ飛ぶかと


全て説明していたら面倒で とりあえずやってみてと言うふくです





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