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2015年05月01日20:58

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仮面ライダードライブ 第27話

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『詩島剛が戦う理由はなにか』



脚本:長谷川圭一
監督:石田秀範
アクション監督:石垣広文
特撮監督:佛田 洋

ドライブ謹慎、マッハの迷い、チェイスの活躍が今ひとつ・・・
これまでの剛、マッハの扱いが悪すぎに感じた前回よりも、むしろ主人公らしく見えた。



*前回 仮面ライダードライブ 第26話
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1941377216&owner_id=2279985



仮面ライダーとなったチェイス、順風満帆に見かけていた進之介
そんな流暢な流れで進むものかと見られた今回は、進之介が思わぬところで落とし穴にはめられてしまうというオチ。
ただ一人、闇に落ちるかのように何の進展もなかった剛が結果的にクローズアップされてしまうのだが、それは実に重い十字架を背負った姿を連想させるものだった。


ストーリーでの幕引きに剛は蛮野博士の息子だった真実が明らかとなったのだが、いきなりの展開でやや強引にも感じる。
思い出せば24話辺りでは剛の悩みは振り切れた情景を見ていただけに、また別の新しい壁がぶつかって来るようだ。
少なくとも剛がロイミュードを執拗に攻撃する理由も分からなくはない。
霧子はその事を知らないような雰囲気もあるが何か訳があるのだろうか。

剛自身はチェイスが味方になっている事に内心は分かっているんだろうけど、霧子の行動が彼には気に食わないとか。
霧子がチェイスに肩入れをするのは、自分を救ってくれた仮面ライダーだった、と言うきっかけがあって、どちらかと言うと霧子がチェイスに惚れているというところか。
だとすると剛にはただ一人となって背負うものが多すぎるのか。


父親を尊敬し父親の志を継ぐ進之介、方や父親とロイミュードを憎む剛の対照的な構図にも伺えた。



*その他

ブレンのやってる事はなかなかの悪役、って久々の悪役ぶりを見て日頃の笑いを誘う演技はどこへw
捜査一課長・仁良のウザさと嫌らしさ、今時ながら分かりやすい嫌な奴という事で俳優冥利に尽きるはず、最後はそれを吹っ飛ばすぐらい進之介が痛い目を見せるのか?

シリーズ前半では全くと言っていいほど、職務を全うしているのか?出番でさえもなかったような本願寺課長が進之介の正体を明かした事で劇中では大きな存在になっていた。
これまでの携帯いじりばかりしか見せていなかった様は真の姿を隠すためと言うところだったが、ここぞの進之介へのストロークが、視聴者にもホッとさせる様で言葉の説得力に重みを感じさせていた。

(つづく)
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