mixiユーザー(id:1492915)

2015年05月01日01:29

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sym360のこと(6)度数の書き方

今回のsymbol360の度数の書き方は「Stargazer方式」を採用しています。

牡羊サインの30度ある領域(0.0099〜29.9999)を30分割して、0.0000〜0.9999, 1.0000〜1.9999, 2.0000〜2.9999, .... 29.0000〜29.9999 のようにしているわけです。それで0.0000〜0.9999の領域を0度、1.0000〜1.9999の領域を1度と呼んでいます。つまり牡羊0度から牡羊29度までを設定する。

これはホロスコープソフトで、簡単に天体位置が小数点付きで算出できる現代にふさわしい呼び方だと思っています。これがジョーンズやルディアは牡羊1度から牡羊30度のような呼び方をしている。これはたぶん「数は1から始めるもの」という感覚であったこと、当時は天体位置は手計算なので小数点以下の値まで天体位置を計算するのが大変で、日常的には整数だけで処理していた事情があると思う。

しかし現代ではソフトウェアのおかげで、天体位置は小数点付きで出てくるので、たとえば 牡羊15.43度の位置のサビアンを参照するのに「牡羊16度」のところを見るというのは不自然なんですよね。やはり15.43であるなら「牡羊15度」のところを見るという体系にしていたほうが考えやすい。

Stargazerがそのような考え方を採っているので私もそれに準拠しています。

ですから今回の記事の中でいう例えば「牡牛6度のサビアン」というのは、世の中に多く出回っているサビアン本では「牡牛7度のサビアン」に相当します。

だいたい「牡羊30度」って、それ牡牛0度じゃん、というのが現代のアストロロジャーの感覚だと思う。

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