ビブリオバトル、自分の話。
まず、選んだ理由は単純に「それしか無かった」から。
自分は漫画の単行本をあまり持っていないし、
特に今も続けて買ってる漫画など片手で数えられる。
そんな中、自分が持っている漫画の中で、お題に合い
そうなのが今回のコレ。
「 孔明のヨメ。 」
自分がコレに出会ったのは、ネットラジオの「響」で、
このラジオドラマＣＤの宣伝があったから。
主役の黄月英を、早見沙織。ああ、それだけで価値が高い。
とはいえ聞いた事は無かった。ラジオの中でサンプルを
聞いていただけ。月英の父が、マジ孔明ラブ！って話ｗ
そんな中、BOOKOFFでこの漫画を見かけた。ほぅ、コレが
噂のか…と、思って手に取り１〜３巻を読んだ。
３巻の最後が非常に良い引きなので、４巻は自分で
買っていた。
そんな中、今回のお題。自分は恋愛漫画をそんなに
持ってないので、紹介するならコレかなとかなり早く
３月頃から決めていた。
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話を組み立てる段階で、ちょっとwikiを読んだ。すると
「孔明の嫁選び」という言葉を発見。正確には、続きが
「孔明の嫁選びを真似るなかれ、阿承（黄承彦）の醜い
娘をもらう羽目になるぞ」 ↑月英の父
と、酷い言い様。確かに漫画の中でも月英は幼児体型で、
男装すると内弟子にしか見えないとかあったけどさｗ
当時の中国では、黒髪ストレートのロング、肌は色白。
細目が美人の条件とされていた。でも、ヨメは赤毛(茶髪？)
ウェーブ、肌は色黒、目はパッチリ。全く一致しないので
美人じゃないと言われても仕方がない。
（なので、外国人説や、外交手段上わざと醜くしていると
いう話もあるとのこと）
ビブリオバトルに話は戻して、
とりあえずこの言葉は面白そうなので、最初にキャッチーな
言葉として使うのは確定した。
「みなさん、孔明の嫁選びという諺をご存知ですか？」
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問題はお題に合っているかどうか。これは難航した。
恋愛漫画だから大丈夫と言っても、孔明夫婦は、手を繋ぐ
だけで赤面するぐらいの奥手。こりゃ普通の女性じゃ
温くてダメだと思った。…が、逆にコレを使うことにした。
もし、これを女性が読んだら、もっと激しい恋愛漫画が
見たかったとか言ってくるんじゃね？ なら、その時に
色々と貸せば良いかも…。うん、こういう筋道で行こう。
でも、恋愛だけじゃないかも。うーむ…。まあ、この漫画
色々と手を出しているから(本当にちょっとだけ触るとか)。
例：孔明が友人とボドゲで賭けをしているシーンもある
これだ。これなら、興味はあるけど中途半端だから、他に
無い？っていう話題きっかけになりそうだ。
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そこからは、色々考えた。昼休みに考えて、通勤時間に
携帯のメールで書いては消して、書いては消して。
最後の原稿は、削る前の原稿。今、見ると2500文字近く
あった。そのまま読むと10分近くなるし、最後がまと
まってないし、当日に発表した内容とは違う内容だと思う。
(一番最後に原稿を載せます)
この原稿を半分にするため、詰めたいエピソードを削り、
言い回しがクドイ所は直球ストレートにしたりして、
５分にまとめた。それが水曜ぐらいだったはず。
さて、そこから練習。５分で言えるか？ビブリオバトルの
話している途中は、時間が見れる。あまり注意しても
仕方がないので、１分単位で、５つの区切りを作って、
話をするようにしている。（１分30秒とかにする事もある）
ビブリオバトル公式のページにあったのを参考にすると…
http://www.bibliobattle.jp/biburiobatoruha-kantan-da
�� みんなの心を掴む、この先を楽しみにさせる
�� ポイント１ できれば重要なのを
�� ポイント２ できれば面白いのを
�� ポイント３ できれば経験的なものを
�� まとめ � 銑い鮨兇衒屬蝓∈埜紊縫�チだとベスト
これに従って、１分単位で練習してみる。１分単位だと
細かく練習できるので、５分も時間が取れない時に良い。
で、頭の中で声を出してみると、原稿では良くても声に
出すとダメな言葉とかもあったりする。
例えば、興味がどうのこうのって所で、漫画の中では
本当にちょっとしか話が出てこないので…
「この漫画は、色々と手広いですが、中途半端です。
中途半端なので、文句を言いたくなってきます」
って原稿部分は、言うと自分が紹介している漫画なのに
卑下している気持ちになったので削る事にした。
孔明が月英の父に会う部分も、文字だとそんなでもない
けど、言葉にすると良く判らないので見開きで紹介を
してみるとか、色々と微調整。完璧だな！
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金曜日、全く別件でDEN(友忠会(TRPGサークル)の１人)と
飲むことになったので、ビブリオバトルの話になった時、
この話を試しにやってみた。
感想は…
・出だしの１分は最高だった。
・それ以降は、そんなに面白くない。蛇足に思えた。
・特に、ホワイトの結婚観に関しては「説得力が無い」
…DENは、結婚して二児の父だ。は、はい…すみません…。
次の日、ガチで凹んでいた自分が居ました。そりゃ、
結婚してない奴に言われたくないよね…。ですよね…。
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ということで、日曜日。ビブリオバトル当日。
行く途中に少し吹っ切れる。
「お題に合っているか」よりは「漫画自体は面白いか」に
ウェイトを置くことにた。まあ、票は１票入れば良いし、
誰かにこの漫画を貸したいなと思ってたので、それが
出来れば十分だと思うことにした。
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話す前。グルさんのビーンボールなプレゼンで、ちょっと
気が楽になるｗ そして、すずめさん、まつださん、
べ〜なたさん。どれも良かったので、まあトップはココら
辺かなぁ…と、思いつつも、１票は欲しいなぁ…と思い
ながら話を開始する。
話の途中までは、記憶がある。途中、残り１分ぐらいの
所から、どうやってまとめたか記憶がない。何度も練習
しているから、その中から言葉が出てきたのは覚えてる。
そして、最後に投票。自分の投票結果を見る。
ん？？？？ ○が３つもある！？ なんで！？
どうやら、自分以外は「お題」より「漫画自体の面白さ」
の方が重要だったっぽい。
ちょっと卑怯だったかもしれない。それも有りと認めるなら
いい感じにスライダーが決まったという所だろうか。
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ちょっとダメなのかもしれないけど、もらった感想を
書いてみる。１人の人を分割してたりするので大丈夫だろう。
○良い所
・孔明と嫁のエピソードを聞いた事がなかったので驚いた。
・色々な内容が入っているということで、読みたくなった。
・話が長く繋がっているような辺りが興味深い。
・キャラ紹介が面白かった。
・読みやすそうに感じた。
・漫画の面白さとしては良く伝わった。
・四コマは薦め易いと思う。
・テーマには合っている。
○指摘箇所
・20代後半の合う絵柄かどうかの判断はつかない
・女性向けかと言うと少し弱い感じ
○特殊な感想
・三国志好きの歴女には確実なアイテムみたい
・ホワイトっぽくない漫画
・邪(よこしま)さがちらつき面白いアプローチ
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まとめと感想
・自分なりに頑張ったと思う。でも、一番は先に他人に
聞いてもらうのが良かったのかもしれない。
・感想の指摘箇所を読むと、やっぱり試合に勝って、
勝負に負けた感じがした。次回はちゃんと勝負に
勝ちたいと思う。
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以下、５分で纏めきれていない時の原稿
（ダメだと指摘された時に言った内容が入っているはず）
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皆さん、孔明之嫁選びという中国の諺はご存じでしょうか？
三国志の天才軍師、あの孔明が選ぶ嫁、実は美人でもなく、
家事ができないダメ嫁と言い伝わっています。
では何故、孔明がそんな女性を嫁にしたか。
その理由がこの漫画に書いてあります。(苦笑しつつ漫画を出す)
さて、今回の小見出しはこちら。
�，海良徂悗呂匹鵑複何佑�
��何故、この漫画を薦めるのか
�９μ税群覗�びの真の意味
この漫画の真の意図(自分を知って貰う)
さて、この漫画のジャンルは緩いラブコメ４コマです。
簡単に紹介すると、この頃の孔明は、士官もせず、ただの
貧乏農民でした。ある時、川の端にいるオッサンと話を
したら半ば強引に騙されて嫁を貰う事になってしまった孔明、
唐突に始まった夫婦生活。ですが、こちらの奥さん、
料理できません。裁縫できません。でも、頭が良く、
発明家でした。
土木工事に使う一輪車、あれの原案は彼女が作ったと
言われています。孔明の好奇心が刺激され、
学問好きの２人(今で言うなら、理系男女)、孔明も
この頃は青臭く、良くすれ違います。ですが、徐々に
仲良くしていく…という話です。
さて、次に今回のお題について考えてみましょう。
今回のお題、やけにリアルではありませんでしたか？
スズメさん曰く特に意図はない、架空の人だとのこと。
まぁそういう事にしておいてあげて(苦笑)、普通こういう
事を言われたら、その女性の趣味や興味など色々と
知りたいと思います。では、どうするか…そこで
この漫画が役に立ちます！
この孔明之嫁という漫画、タダのラブコメです。緩いです。
どのくらい緩いかというと、２人共手を繋ぐだけで
赤面する奥手です。
なので、もし彼女がガチの恋愛漫画が読みたいなら
物足りない。読んだ感想として、そういうのが出てきます。
この漫画、実はは「色々とちょっともの足りなさを感じる」
漫画なのです。
人間なら、興味が有るのにそれが中途半端だと
色々言いたくなります。その不満な所、そこが彼女の
興味が有る所です。これで彼女の好み、興味を知る事が
できるのです。
この漫画の中には、色々な要素があります。
三国志のラブコメですから、恋愛や、三国志、中国、
歴史は勿論。政治、経済、占星術、植物学、農業、料理、
工作、音楽、ボードゲームまで。
こんだけあれば何かしら引っ掛かるはずです。
自分は三国志、経済(経済戦争)、ボードゲームなどに
引っ掛かりました。
もし、引っ掛かって不満をもらしたら、こう言えば良いのです。
「そっか、じゃあ今度そういう漫画、持って来るよ。
いつ会える？」と、次回会う約束ができれば完璧ですね(笑)。
さて、男女の恋愛、特に結婚というのは、どこが重要で、
どこを妥協できるかが長続きの秘訣と言われますが、
この２人はそれが完全に合致していました。
料理が下手な奥さん、でも鉄の胃袋の孔明
官職に付いて居ない→むしろ出世目当てでなくて好感が持てる
そして２人共、学問する時間は欲しい
さて、話を最初の孔明之嫁選びに戻します。
この諺の意味ですが、普通は「重要な事を適当に決めるな」
という意味で使われるそうです。
ですが本当の意味は、どんな人でもモノ好きは居るという
意味もあります。
後、孔明だからこそ重要な事を決められるという意味も
あります。
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以上。
全く関係ない話で、孔明の嫁、黄月英は茶髪、ウェーブ、
色黒、目パッチリなので、外国人という説は知っていたけど
自動機械などを作っていたという伝説も残っている
という wiki を見て思ったのは…
「現代のコギャル(死語)が、孔明の嫁になった」
とかいう話を見てみたいとか思ったｗ
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