日本では、国(日銀)が国の国債を買って国の財政を維持しています。だがお金の刷り増しがお金の価値を落としています。このため物価が上昇して日本経済を圧迫し始めています。６月にはギリシャの緊縮財政策の期限がきます。だが借金は減らず、ギリシャもＥＵも引くに引けない状況になっています。
ギリシャが破綻すれば、借金世界一である日本の危機も隠せなくなります。緊縮財政策も量的緩和策も既に限界が来ています。円安による輸入物価の値上がりも経済破綻の原因になります。何が財政を破綻させるか分かりません。
まず物価の上昇が始まると思います。お金の価値が急速に落ちると、売り惜しみが始まります。売らないで持っていると値が上がるからです。このため、破産した日本やロシアでは物々交換のような生活に引き込まれています。
日本ではお米を買うのに衣類を持っていって交換したと聞いています。ロシアでは商品も原材料も生活物資も物々交換になったようです。�々駝韻砲論験菠�資が必要�△�金が使えない不便、と言う破産体験を大切にすべきです。
日本に比べロシアやアイスランドの破産は短期で解決しています。生活物資を供給できる産業が守られていたからです。生活物資が供給できれば国民は生活できます。借金(お金)さえ清算すれば破産は解決できるのです。
昭和２２年、日本の借金は財産税法で処理しました。復興には空襲で破壊されていた為、１０年位かかりました。今回は戦争の破壊が無く、日本やロシアやアイスランドの過去の経験を生かせれば短期に解決できると思っています。
人間は一人では生きていけません。国とは国民が分業によって生活物資を作り、支え合って生きていく仕組みだと思います。大切なのは国民が主権者として「どんな国を造るか」を決めることだと思います。
過去の経験は生かすべきです。だが戦後の繰り返しでは進歩がありません。
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