都会に向かない。

さて、昨晩の萩原さんの事故の影響で、すぐ近くの高円寺陸橋交差点に
警察官がずっと立ってますなぁ。

オイラの死んだ親友もハーレーに乗っての事故だった。
最近も車検通したりと乗りづらい整備しづらいとぼやいたが、ハーレーは基本的に
日本の道に馴染まないと思うんだよね。
特に都市部都心部にね。

元々ハーレーはアメリカのメーカーで、アメリカの道を走る事を基準に作られている。
日本で言えば、北海道の様な信号がなく、定速を長く維持しながら走る道。
ハーレーは車重が重く、しかも重心が後ろ側にある。
と言う事は、フロントブレーキの効きが悪く、減速、停止までの距離が長くなる。
なので、信号の多い都心部は不向きで乗ってると疲れる。

昨晩の事故現場は、東高円寺から新高円寺先まで一直線の道。
高円寺陸橋から五日市街道入口まで途中の信号は１つしかないので、
非常にスピードが乗るのだ。

オイラも毎日のようにここは通るのだが、のぼり側には、
１００円ローソン、トヨペット、まいばすけっとがあるので、常に１車線目に車が止まっている事が多く、
トヨペット前にバス停もある。
なので、２，３車線を走るのは普通で、スピードも乗っている。
そこに１車線目からの変更車両には気を付けているのだが、両方が神経質なくらいでないと、
萩原さんの様な事が起こりうる。

オイラがここを通る時は、車線変更しそうな車がいたら、速度を落とし先に行かせる、
減速間に合わないと思ったら３車線目に変更する。

日本車なら多分事故にならなかったと思うんだよね。
先にも書いたが、ハーレーは重く重心が後ろにあるので、ストッピングパワーに欠け、
リアタイヤがロックし安い、お尻が振られると思う。
目撃者の「ふらふらと並走して転倒した」と証言から推測できる。
時間帯も下りのラッシュ時だから、上りは６０キロ前後は出してた可能性もある。

ハーレーは都会に向かない。
結構飛ばしている人を見かけて「死にたいのか?」と思っていたが、
実際に目にしてみるとやはり痛ましい。
特にイージーライダー憧れ世代の６０歳以上の方々には、考慮をお願いしたい。