at 国立新美術館
二人の休みが合ったので格調高く美術館デート
マグリットを見たいんだが
み「ルーブルを見たいわ」
どこでやってんだよ?
調べてみると都合のいい事に両方国立新美
まずは「ルーヴル美術館展」
サブタイトルは
「日常を描く―風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄」
風俗画かぁなるほどぉよおしよおし
み「飲み屋の嬢とか裸のおねいさんとかの絵じゃないわよ」
え?だってだって風俗って
>>「風俗画」とは、人々の日常生活の情景を描いた絵画です。そこには、家事にいそしむ召使い、物乞いの少年、つましい食卓につく農民の家族、庭園に集う貴族の男女など、身分や職業を異にする様々な人々の日常がいきいきと描写されています。一方で、風俗画には必ずしもありのままの現実が描かれているわけではありません。日常の装いのなかに、複雑な道徳的・教訓的な意味が込められていることもあります。これらを読み解いていくことも、風俗画ならではの楽しみといえます。
つーことで美女のヌードはあんまりなかったけど分かりやすいリアリズムの絵画達はなかなかほっこりと見ることができた
中で一番気に入ったのはオレは「鷹」
この鷹って絵の中に鷹は描かれていない
だから意味は多分、多分だけどこの少年が左の女性に狙われてるってことなんだろうなぁ
みささんのお気に入りは「猿の画家」
み「あの当時からパクリとかあったのね、と思うと妙に可笑しいじゃない」
続いて「マグリット展」
小学校の図工の教科書に一枚載っていたマグリットの「城」
ああ、リアルな絵の中でウソついてもいいんだという衝撃、
これはSFを初めて読んだときの衝撃と等しかった
以来、彼はオレのダブル・フェバリットの画家だ
(もう一人はエッシャー)
でも今回は残念ながら「城」の展示がなかったんで
思わずポスター買っちゃった
みささんは?
み「初期のグラフィックデザイナーとしてイメージに意味を持たせることに尽力していたことから始まって、晩年に至って作品の中に『ボッティッチェリ』の春の女神を模写しちゃって、
結局それには意味はないイメージだ、と一周しちゃったのが面白かったわね」
二人に見たいものが一ヶ所で見られた(料金は別だけどね)たいへん効率の良いデートでした
いや、デートに効率を求めてるわけじゃないんだけどねwww
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